肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるように、いろいろ痛んできても自覚症状が出ないため発見が難しいとされています。
現在のコロナの自粛生活では、在宅勤務は増え菓子を食べたり運動不足になったりしがちで、脂肪肝の人が増加しているようです。
脂肪肝というと飲み過ぎということになりそうですが、もちろんアルコール性脂肪肝もありますがあまり酒を飲まなくても発症する脂肪肝も増えています。脂肪肝を放置すると肝硬変から最悪の場合肝臓ガンに進んでしまうケースもあります。
特に糖尿病を患っている患者は、脂肪肝から肝臓ガンに進むことが多いと報告されています。ある調査では、糖尿病で通院している患者約500人を対象に5年にわたって追跡したところ、肝炎ウイルスが関係しておらず、脂肪肝から進行したと推定される新規の肝臓ガンが5人に見つかっています。
糖尿病の患者は血糖値の変化や心筋梗塞のリスクに備えているものの、消化器内科は受診しないため肝機能の衰えが見逃されてしまうといった、診療科が細分化されている医療体制の盲点と言えるのかもしれません。
この脂肪肝の原因を考えると、飲酒の場合はアルコールを分解する過程で、肝臓に中性脂肪を蓄積する作用が働き、飲みすぎると貯まる脂肪の量も多くなります。酒を飲まない場合は、糖尿病をはじめメタボリックシンドロームが関連していることが多いようです。
食べ過ぎ、肥満、運動不足であり、中でも問題なのが炭水化物の過剰摂取で、炭水化物が分解されてブドウ糖となり、グリコーゲンとして肝臓に貯蔵されます。これが消費されずにいるとグリコーゲンは脂肪へと変わり、その状態が長く続くと脂肪肝になります。
現在脂肪肝の患者は全国で推定1000万人以上いるとされていますが、全てが悪化していくわけではありません。単に肝臓に脂肪がたまっていて、病気がほとんど進行しないと考えられる非アルコール性脂肪肝があります。
ただし生活習慣が改善されず、肝臓の細胞が何度もダメージを受けて炎症を起こし、修復を繰り返すうち組織が硬くなっていく状態もあります。これが「線維化」で肝硬変が起きつつある、または起きている状態とも言えます。
メタボによる脂肪肝から線維化に進む人の割合はおよそ1割とみられていますが、悪化すれば肝硬変から肝臓ガンを引き起こすリスクがあります。
脂肪肝を放置すると肝臓にためきれなくなったブドウ糖が血中に流れ込んで血管を傷つけ、動脈硬化を引き起こすケースもあるようです。
これを防ぐには早期発見が重要ですが、それ以前に生活習慣をよくすることが重要なのかもしれません。
現在のコロナの自粛生活では、在宅勤務は増え菓子を食べたり運動不足になったりしがちで、脂肪肝の人が増加しているようです。
脂肪肝というと飲み過ぎということになりそうですが、もちろんアルコール性脂肪肝もありますがあまり酒を飲まなくても発症する脂肪肝も増えています。脂肪肝を放置すると肝硬変から最悪の場合肝臓ガンに進んでしまうケースもあります。
特に糖尿病を患っている患者は、脂肪肝から肝臓ガンに進むことが多いと報告されています。ある調査では、糖尿病で通院している患者約500人を対象に5年にわたって追跡したところ、肝炎ウイルスが関係しておらず、脂肪肝から進行したと推定される新規の肝臓ガンが5人に見つかっています。
糖尿病の患者は血糖値の変化や心筋梗塞のリスクに備えているものの、消化器内科は受診しないため肝機能の衰えが見逃されてしまうといった、診療科が細分化されている医療体制の盲点と言えるのかもしれません。
この脂肪肝の原因を考えると、飲酒の場合はアルコールを分解する過程で、肝臓に中性脂肪を蓄積する作用が働き、飲みすぎると貯まる脂肪の量も多くなります。酒を飲まない場合は、糖尿病をはじめメタボリックシンドロームが関連していることが多いようです。
食べ過ぎ、肥満、運動不足であり、中でも問題なのが炭水化物の過剰摂取で、炭水化物が分解されてブドウ糖となり、グリコーゲンとして肝臓に貯蔵されます。これが消費されずにいるとグリコーゲンは脂肪へと変わり、その状態が長く続くと脂肪肝になります。
現在脂肪肝の患者は全国で推定1000万人以上いるとされていますが、全てが悪化していくわけではありません。単に肝臓に脂肪がたまっていて、病気がほとんど進行しないと考えられる非アルコール性脂肪肝があります。
ただし生活習慣が改善されず、肝臓の細胞が何度もダメージを受けて炎症を起こし、修復を繰り返すうち組織が硬くなっていく状態もあります。これが「線維化」で肝硬変が起きつつある、または起きている状態とも言えます。
メタボによる脂肪肝から線維化に進む人の割合はおよそ1割とみられていますが、悪化すれば肝硬変から肝臓ガンを引き起こすリスクがあります。
脂肪肝を放置すると肝臓にためきれなくなったブドウ糖が血中に流れ込んで血管を傷つけ、動脈硬化を引き起こすケースもあるようです。
これを防ぐには早期発見が重要ですが、それ以前に生活習慣をよくすることが重要なのかもしれません。
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