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麻生首相が、ダボス会議での演説で、漢字の読み違えをした
と、報じられていた。
またか…
と、あきれる反面、マスコミの揚げ足報道にもウンザリする。
大学の先輩だからかばうわけじゃないけど、
総理は68歳のオッサン -もしくはジイサン- だから、読み違えくらいしても当然。
「政治家は言葉が命」、と反論するひともいるだろうが、
少しは大目にみてもいいんじゃないかな。
事の本質は、別のところにあると思う。
どうして読み違えを連発するのか?
それは自分の言葉じゃないから。
役人の書いた文章を、揚げ足をとられないように恐る恐る読んでる。
自分の言葉なら、原稿とちがっても、読み違えにはならない。
その次点で、その言葉はオリジナルになるから。
米国オバマ大統領にも、スピーチ・ライターはいる。
でもライター任せじゃなく、共に草稿を練っているから言葉(演説)に魂が注入されている。
総理だけじゃなく、
得意げな顔したこの国のリーダーたちも、シナリオのチェックばかりしていないで、
自分の言葉で語ってほしいですな。
マスコミもあげあしとりが多すぎでうんざりですよね。
この国のリーダーは、民主党 細野議員の質問に、なぜか高笑いをしてました。
余裕のない高笑というのは、どうもみっともないですね。
あっ、勘違いしないでください。
僕はこの人、基本的にスキです。