ロッカーであり、
ソングライターであり、
ゴスペルシンガーでもあり、
そして何よりも、敬虔な牧師である。
その小坂氏の新譜、生誕60周年記念アルバム『Connected』に、
佐野元春が楽曲を提供した。
「ふたりの理由、その後」、というタイトルらしい。
この楽曲のモチーフになった「ふたりの理由(わけ)」は、
20年前の佐野さんのアルバム『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』の
エンディングを飾ったナンバーだ。
ビートニク・マナーのポエトリー・リーディングで、
オレンジ色の服を着た男と美しいヴェールを身に纏った女のラヴソングだ。
ふたりが Soul Mates になったところで、この曲は終わる。
「ふたりの理由、その後」は、
あれから20年後のあの〈ふたり〉の歌なんだろう。
僕は佐野さんのファンだし、「ふたりの理由」は好きな曲だけど、
不思議とそれほど聴きたいとは思わない。
なぜなら、僕にとっての「ふたりの理由、その後」は、
すでに僕のSoulに存在しているからだ。
それは「僕の声が聞こえたら」という美しいバラードで、
かつて「ふたりの理由」をいっしょに聴いていた、
ある男女の〈その後〉を歌っている。
佐野さんといえでも、この楽曲を超えることはできないと思う。
This is a story about me(us).
これはあくまでも僕(ら)にかぎった話で、
ひとそれぞれの「ふたりの理由、その後」のことではない。
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