SIDEWALK TALK

忠実義務

nasdaqフジテレビ VS ライブドア』の攻防、ますますヒートアップしてますね。
連日のニュース報道に日本全体が踊らされてるような感がありますが、
それぞれの企業の株主や顧客を置き去りにしたまま、
この不毛のバトルが進行してるように思えてならないな。
 
いうまでもなく、
政治家は有権者に、経営者は株主・顧客・社員に、先生は生徒にたいして、
「忠実義務」がある。
商法254条の3に定められている取締役の「忠実義務」の項には、
「取締役は法令及び定款の定め並びに総会の決議を遵守し、会社のため忠実にその職務を遂行する義務を負う」
と、ある。
 
この「忠実義務」が、両経営陣には希薄、もしくは欠落してるような気がする。
経営者(取締役)は事業を成功させて、株主に高配当をし、社員に高俸給することも大切な義務だけど、
仮に事業に失敗しても、マジメに忠実にその職務を遂行していたかを問われる。
 
証券の世界には「プルーデント・マン・ルール」( Prudent man rule )があり、
これは、各々の職務に応じて専門家としての能力をいかし、
思慮深い投資行動をとらなければならないという規定です。
日本語に訳すと、「注意義務」とか、「善管注意義務」とかいわれてます。
 
皆さん、自分の職務に忠実にいきましょうね。
「忠実忠実しい」って書いて、「まめまめしい」って読むんですよ。
  

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