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僕の限界

2021-05-21 10:07:20 | 日記・エッセイ・コラム
河井継之助のことば陽明学は酒精分の強い体系なんだろうか?
地位も学問もある人が、
成功(勝利)が絶望的なのに反乱を起こす。
大塩平八郎然り。河井継之助然り。


王陽明は、知識と行動が一体のものだと提唱。
行動をともなわない学問や思想は空理空論であり、
知識に裏打ちされてない行動は彷徨でしかない。
行動を通じて真理を求める「知行合一」を説いた。


(僕は見てないが)大河ドラマ主人公の渋沢栄一、
幕末の志士では西郷隆盛、吉田松陰、高杉晋作、
軍人では広瀬武夫、東郷平八郎も陽明学の徒らしい。
上杉鷹山や二宮尊徳、三島由紀夫もそうだという。


僕は若いころ、陽明学の徒になりたいと夢想していた。
しかし心の片隅で、
陽明学思想に大きく傾斜することは商売にいい影響はない
というエンジンブレーキもかかっていた。
このあたりの中途半端さが僕の限界で、
事を成すような人間になれない所以なんだよな。


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