![America America](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/e5/4028d0040b9551f35afce92ccc6ea6d0.jpg)
これらは、第2次世界大戦以降、アメリカがおこなってきた戦争だ。
加えて、「キューバ・ピッグズ湾上陸作戦」「グレナダ侵攻」「リビア爆撃」「パナマ侵攻」
「ソマリア派兵」「コソボ空爆」「アフガニスタン侵攻(アフガン戦争)」
など、「世界の警察」という名目で、アメリカは世界中で武力を行使してきた。
上記すべての戦闘におけるアメリカ兵の戦死者の累計よりも、
1945年8月6日に広島に投下された原爆による日本人(しかも民間人)の死者数の方がはるかに多い。
60年以上にわたる世界各地での軍事行動よりも、
極東の一都市での、たった1日の、たった1個の爆弾による被害の方が犠牲者が多いなんて(しかも民間人)、
まさに狂気の沙汰だ。
ふつうに考えれば、僕ら日本人はアメリカに対して相当な怨念を持たざるをえない。
なのに僕は、アメリカっていう国が(手放しで、というわけにはいかないけど)好きだ。
僕は無邪気に、
アメリカの音楽に憧憬を抱いたり、
アメリカの文学に共鳴したり、
アメリカの映画で休日を過ごしたり、
アメリカのファッションを身に纏ったり、
アメリカのジャンクフードに舌鼓を打ったり、
アメリカのスポーツを楽しんだりしている。
うがった見方をすれば、
アメリカによる日本占領政策にまんまとはまって、僕は洗脳されているといわれてもしょうがない。
今般、その大好きなアメリカの政府高官が、
北朝鮮のテロ支援国指定解除と日本人拉致問題は「必ずしも連動していない」
という見解を述べた。
横田さん夫妻をはじめとする家族会の人たちは、この発言に胸を痛めているにちがいない。
愛娘めぐみさんが拉致されて、30年もの月日が流れた。
なのに、事態は進展どころか、指定解除によって後退してしまう可能性がでてきた。
現在、日本の国会は停滞、というより完全にフリーズ状態。
その原因は、インド洋給油延長法案やイラク撤退法案にある。
アメリカのせいで、国会が止まってるといえる。
そして、守屋前防衛事務次官の接待問題。
きのう証人喚問では大臣(経験者)の名前もあがっていたけど、
これだってアメリカ絡みだと言えなくもない。
アメリカのせいで、これほどまでに日本の政治が右往左往する。
アメリカがクシャミをすれば、日本は風邪をひく…どころか、インフルエンザで寝込んでしまう。
日米関係の重要性もわかるけど、もう少し自立してもいいんじゃないかな。
日本政府には毅然とした態度を求めたい。
これかもずっと、このろくでもない素晴らしいアメリカを好きでいるために…。
さよならアメリカ さよならニッポン
さよならアメリカ さよならニッポン
Bye bye bye bye bye bye....