八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

起床してパソコン立ちあげまで

2013年04月04日 17時27分01秒 | リハビリ・ADL
朝の布団の中の感覚は血行の良さを感じるまでになったことで終えて、あとはまた何か変わったことが起きればブログに書いて行く。
今朝は4時15分に起床したけど、パソコン立ち上げまでは日常生活なのだが、ADLリハビリでもあるので一応書き出してみる。(照明の点滅は省略)

4:15 起床、上体起こし防寒ガウンを着る、掛け布団の折り畳み、ベッド→畳床をいざりで移動(3m)して、石油ファンヒータの運転時間延長、
    いざりで寝室出口へ移動(5m)、靴を履いて手摺を掴み立つ、
4:18 トイレまで伝い歩き(3m)座りオシッコ、立って身支度整えて洗面所まで伝い歩き(6,7m)
4:20 うがいして、冷水をコップ2杯飲む(血を薄める)、リビングまで伝い歩き(7m)石油ファンヒータの時間延長、ソファへ移乗
4:24 ソファに座って着替え開始、(脱いだ物:防寒ガウン、パジャマ上下、着た物:長袖ポロシャツ、靴下、ズボン、セーター、防寒ガウン)
4:36 着替え終了、ソファからパソコン席のイスへ移乗、セコムの玄関監視を解除、空気清浄・加湿器運転、パソコン画面KB周辺清掃し立ちあげ
4:40 今日のブログネタをどうすべーかと思案・・・。

1級の身体障害者として見ると、こんなに沢山のことをたった1人で、しかも30分でと驚くかも知れないけど、
何ごとも継続はチカラで、毎日繰り返していると最初はできなかったり、難しかったりしたことも、少しづつできるようになってくるから不思議。
この病気との闘いは、
『最初は難しいことも何回も何回も繰り返して慣れて行き、仕舞にはそれを乗り越えて限界を広げて行く』
全ての分野で、この考えかたが重要だと思う。

今朝のネット散策できぼうさんのご主人が、
『手足が何処に付いていて、どう動かせばいいのか?それすらも分からない・・・そんな感じだったみたいです。』とのこと。
私が宮城病院にリハビリ入院していた時に、きぼうさんのご主人と似た経験をしたことがあった。
それは平行棒の中で立って歩行練習するのだけど、マヒ足が重過ぎてどうやって前に出したら良いのか分からなくなってしまった。
結局は来る日も来る日も前に振り出せないマヒ足を、それでも前に出すべく脳に自分の意思で指令を出しつづけて、
どれくらい時間がかかったのか覚えていないけど、やがて重いマヒ足がわずかに前に動き始めて、その風穴を広げに広げて今日に至っている。
脳神経の伝達が出血で途切れてしまったものを再構築脳の可塑性)させようとしているのだから、
いくら時間がかかろうとも再構築するまで脳の内と外から神経情報を与え続けることが、実にリハビリなのだと思う。

 三人家族
  昭和43~44年にTBS系で放送(脚本:木下恵介)。当時私は高1~2で毎週楽しみに見ていた。竹脇無我さんがじれったく見えたなぁ~
 記念樹
  三人家族より1年前は、木下恵介劇場の名でこの記念樹を放送していた。
  当時は中3で陸上競技部の練習をサボってばかりの悪ガキだったけれど、これは欠かさずに毎週見ていたなぁ
コメント (8)
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