八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

10月3日(今回のあとがき)

2015年10月03日 17時02分46秒 | マスコミ批判・その他
今日は土曜日でリハビリを休むから、血便&検査にまつわるビロウな話を少し・・。

(1)鮮血というよりドス黒い色の大便が出た時には、ホントびっくり仰天した。
  痔にしては色が黒かったし、真っ先に大腸ガン???と思った。
  ネットでいろいろ調べてみるも、最終的には大腸の内視鏡検査を受けないとラチがあかないと知った。
  約50年前に受けた痔の手術の時の、仰向けで両膝を抱えたポーズが浮かんできた。
  私はオトコで年をとったとはいえ、下半身素っ裸のあのポーズは屈辱以外のなにものではない。
  死んでももう二度と嫌だと、15歳の胸に深く刻まれたのだった。
  それに肛門は脊髄の末端だから局部麻酔が効かず、キリキリ錐をえぐり込まれる拷問のような苦痛も思い出した。
  それほど嫌な検査をなぜに覚悟したのかというと、シルバーウィーク中に歯の詰め物の銀が取れてしまった。
  上(歯)と下(大腸or…)が同時に調子が悪くなると、強気も何処へやら、気力が全然無くなってしまったのだった。
  2週間も血便をひた隠しにしてきたけれど、シルバーウィーク中だったけど、ついに娘に相談することになった。

(2)シルバーウィーク明けの胃&十二指腸検査がOKだったので、娘に血便のチェックを受けた。
  すると娘は、『あれはタール便というより立派な血便だよ、だって便の近辺の水洗が血色に溶けていたもの。
            タール便は墨を溶かしたような真っ黒で、しかも血が水に溶けたりはしない。
            娘に大便を見られるお父さんは恥ずかしいと思うけど、でも血便は見せてね。
            実際に、血便は見ただけでもいろいろ分かることも多いので。』
  今度血便が出たら、娘というよりナースさんに見てもらうつもりで見せることにしよう。
  血便が自然と止まったのは、この翌日からだった。

(3)検査の前に尻が割れるステテコ風の検査服に履き替えたし、検査中の3通りの体位も、全然恥ずかしくはなかった。
   大腸に空気を入れ、体位を替え、ナースさんが腹を圧迫しながらの検査だったので、たっぷり1時間はかかった。
   今回の検査で私の胃腸はアイアンスタマック(鉄の胃腸)だと分かったので、
   大腸内視鏡検査はもう死ぬまでくわばらクワバラ、あの苦しさは拷問だ!!
コメント
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