八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

8月15日(回復を期待するあまりの幻覚だったか)

2016年08月15日 19時41分23秒 | 回復の感覚
先日同郷ナースさんにマヒ足の触感をチェックされていて、
実は知覚する強さが思っていたよりもかなり小さかったことが気になっていた。
ここ数年はマヒ半身に皮膚感覚が蘇ってきたと思い、このブログにもいろいろ書いてきたけど、
先日ナースさんにマヒ膝を強く押されて、倒れる以前の1割程度の感覚だったことに内心愕然としたのだった。
ナースさんも1割程度の大きさと私が言ったことを聴いて、ちょっと意外そうな顔をしていた。
マヒ足を触られていることは目で分かるので、期待感のあまりあたかも知覚しているように錯覚していたのか?

昨日、私から見えないように後ろから機能訓練員さんにマヒ肩を触って貰った。
何回も試して貰ったけど、全然1回も分からなかった。
え?、
たとえ微かではあっても、マヒ肩にも触感は蘇っていて欲しいと強く思った。
しかし、肘やヒザから頭に近くなるにつれ、
触感はまだまだ蘇ってはいない現実が、あらためて突きつけられたのだった。

そうか、回復を期待するあまり、今までのは幻(まぼろし)の感覚だったのか。
そうだよなあ。
でも、むしろ感覚の戻りがこの程度で、身体の動きやこなしが良いのだから、
今後のリハビリでの回復の余地は考えていた以上に大きいとも言え、なおさらファイトが湧いてくる。
歩行が全然できないのに、感覚だけが先行して回復するなど、有り得るワケがないものな。
ものごとは何でも前向きに捉えて行かないとね、やる気や精神衛生を保って行くためにも。

 ps:トイレで両手を使い自力でズボン上げをしているくらいだから、マヒ手の触感がある程度蘇っていることは間違いない。
    しかし、マヒ手足は皮膚感覚が弱いので、ズボン上げの時に割れ爪でひっかいて爪痕をついても気がつかない。
    逆に言うと、マヒ太腿の知覚は爪でひっかき傷を作っても気がつかないくらいの大きさ(1割程度か)という意味なのだ。
    後遺症の回復を強く期待するあまり、圧迫感などの深部感覚を皮膚感覚だと錯覚してしまったようだ。
    幻覚錯覚があったとはいえ、マヒ手足を使い自力でズボン上げや着替をしているからこそ回復が続いているのだ。
    今後も車イスのままとしても、車イス自走、自力トイレ、自力着替、これらは少なくても75歳まではキープして行きたい。

  傷だらけの人生
    入浴の時にいつも身体のアチコチの擦り傷、爪痕、指で強く掻いた跡などを教えて貰うんだけど、
    痛みなど皮膚感覚が弱いし、マヒ指も滑らかな動きができないので、電気カミソリや自分でひっかいてしまうんだなあ~
    アチコチの絶えない傷はマヒ半身をいつも動かしている『勲章』と、自分ではそう思うようにしている。

ところで、昨日のデイおもてなし講座は機能訓練員さんの脳トレだったけど、恒例になった6ワードを覚えているかな?
 ①冷やし中華、②すいか、③もも、④アイス、⑤ビール、⑥冷ややっこ
キーワードは夏の食べもので、ビールのおつまみは枝豆といきたいとこだけど、冷ややっこが正解なのがミソ。

先週金曜日にリオ五輪ラグビーの日本ー南アフリカ戦をテレビで観ながら、クールなスタッフさんといろいろ話したけど、
人は見かけによらないもの、なんと彼女も熱いラグビーファンだった!!
ニュージーランドがかのオールブラックスで、原住民ダンスの『ハカ』や、ラグビーのルールなどをよく知っていた。
ご主人か元カレか、その昔きっとラグビーをやっていたんだろうなあ~(妄想だけど)
というような観戦記を、昨日、自由ノートにピカソ文字で書いた。
コメント
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