内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

きれぎれの感想 ― 反省と愚痴

2018-02-15 22:11:47 | 雑感

 今日の記事は、短い反省とちょっと長めの愚痴(あれぇ、やめるって言ってなかったけぇ?)です。
 まず反省。
 仕事を一人で抱え込んではだめですね。特に、私のように能力のない人間は身の程を知るべきだと思い知らされました。責任感と義務感に囚われて一人でやろうとしても、できないことはできない。独りで無益に足掻くよりも、素直に助力を頼んだほうがいい。同僚たちの忙しさを目の前にして、これ以上負担をかけたくないと、どうしても遠慮してしまうのですが、少なくとも相談はしてみるべきですね。みんな、例外なく、協力的だしね。ありがとう、みんな。
 そして愚痴です。
 上に書いたことの裏返しでもあるのですが、あまりに安易に人にものを頼むのもどうかと思いますね。実は、一昨日、ある一件で、久しぶりに、ほんとうにぶち切れたんです。
 こちらの事情を無視して、あまりにも安易に、そして形式的に、「お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願いします」の一言で、あれこれ頼んでくる人が数か月前からいて、これまでできるだけ穏便に対処してきたのですが、あまりも一方的なお願いばかりで、ちょっと度が過ぎるし、言わないと気がつかないんだろうと思って、とうとう切れたんです。
 「ふざけるな! ガキじゃあるまいし、そんな甘ったれた姿勢ならば、そもそも海外生活をしようなどと思うな。自分でやれることはまず自分でやれ。その上でどうしてもこれは無理、ということがあれば頼め。俺はあんたの秘書でも、ましてや召使じゃない!」と、まあ、もちろん、この通りの文言を書いたわけではありませんが、気持ち的にはこんな感じのメールを本人に送りつけたんです。
 そしたら、本人からはすぐに詫びメールが届きましたが、それを読んでも、溜息が出るばかりでした。なんか基本的にものごとがわかってないんですかね。結局、自分のことばかりで、ほんとうはこちらを思いやる気持ちなど欠片もないのだなあってわかる文面だったんですよ。そういう文章しか書けないのでしょうね。文は人なり(もちろんこれは自分に返って来る言葉でもあります)。
 ああ、明日からまた前向きに生きていけるかなあ。