3.海辺の文学記念館
海辺の文学記念館は、
美しい海を見晴るかす竹島の袂に 佇んでいた。
大正・昭和期、
多くの文人たちに愛され、その作品にも数多く取り上げられた常磐館やこの地の美しい海などを、後世にいつまでも継承していくために、
この「海辺の文学記念館」は建設されたそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/55/8e2db6547f41de076dac069ea7e7a0f4.jpg)
竹島海岸沿いに、大きな門松が建てられた常盤苑の中に、常盤館と同じ頃建てられた
岡本医院を復元して記念館にしたそうだ。
古の料理旅館 常盤館とほぼ同じ場所に建てられているそうだが、記念館の中の
和室から見える眺めは格別美しいです。
300円で抹茶を頂く、縦じまの和服を着た大正美人が少し赤みがかった器でお茶をたててくれた。
何処のものですか?と尋ねたら
蒲郡焼きだとか言われた。
絶景を眺めながらのお茶、和室の片隅には座机が置かれていたが、
文人たちも、
ここで
たばこの煙をくねらせ乍ら文筆に思いをはせていたのでしょうね。