4.古のお茶屋場と松並木跡

4.古のお茶屋場と松並木跡

古の大名行列も岩村を朝早く発ち、この辺りで殿様も籠を降り休憩をとったそうだ。
我々は此処から一気に下るようだ。

駆けるように下りだしたが先ほどまでの汗が引いて
冷たくなってきた。
道路も日陰は凍っている。
下っているのに明らかに気温は低いようだ。


「夜泣き松」という立札が立っていた。
乳児が夜泣きをする時この松の皮を燃やすとたちまちやむと言われた松の2代目
だそうだ。


集落まで下って来た。
高札所や希蕃塚、経塚、道祖神などが見えてきた。


全てに丁寧な説明文が付いており良く整備されている東海自然歩道ですね

3.殿様街道を岩村へ向けてゆく

3.殿様街道を岩村へ向けてゆく

岩村城主が江戸への参勤交代の時、利用した由緒ある大名街道を登って行く。

殿様街道を聞くと易しさを想像するが、登っても登っても峠が見えない、つづら折りの
急勾配の上り坂もあるほどだ。
後ろから走るように登ってくる一団があった。

さすがに息を激しくしていたがあっという間に上の方に登って行った。
すごいなあ～　と思っていたら、半分氷に覆われた小ヶ沢池が見えてきた。

みなさん立ち止まって、美しい景色を見ながら呼吸を整える。
再び急な山道を耐えて耐えて登り、夕立山休憩所までたどり着く。
地元の人たちが食べ物を販売してくれていた。

五平餅を1本買って小休止する。