④フラ・リッポ・リッピ スモール・マーシーズ

ジャケット通りの音、とでもいうのか。
フラ・リッポ・リッピの2枚目は、風景を描き出すことにかけては、それ以降のアルバムを凌駕している。ひっそりとこういう叙情的・風景的な曲をやっていて欲しかったが、3枚目の「Songs」は素晴らしいものの、その後は、ソフィスティケイトされ、すっかり三流の「狩人」みたいな存在になってしまったのが哀しい。しかし、その音楽性の低下に反比例して、ヒットしていくことになる。
いまだに、この2枚目の名盤はCDとして見た事が無い。一体、音楽業界はどうなっているのか?今更ながら、音楽そのものの素晴らしさを無視していて、要は何も聴いてはいないし、こういった孤独の中で作り出される「稀有」な音楽は、ノイズの前にかき消される存在なのだろうか。
⑤ソフト・ヴァーディクト ストラグル・フォー・プレジャー/クローズ・カバー

これも、ウィム・メルテンとしての編集盤は見た事があるが、このアルバム(というかミニ・アルバムですが)は、CDとしては見ていない。もしかして売っているのかもしれませんが。「クローズ・カバー」は出来すぎている感もあるが、何も情報も無い中で自ら発見したという個人的経験は重要である。ピアノの名曲である。
「ストラグル・フォー・プレジャー」はピアノの打楽器的な側面で出来ている曲だが、冬に似合う。
⑥ドゥルティ・コラム ポルトガルの友

ドゥルティ・コラムには、いつも孤独と死がつきまとう。
「ポルトガルの友」と聞いて、それは死んだ友人と想うのは考えすぎか?しかし、そう思わせる力が、彼の音楽にはある。「LipsThatWouldKiss」という曲を、自殺した友人のイアン・カーティス(ジョイ・ディヴィジョン)に送ったかのように、「居ない誰かを想う心」がつむぎ出した音楽が、彼の音楽の芯にいつも感じられる。
どの曲も、自分と共に「孤独」をわかちあった、大事な音楽だった。

ジャケット通りの音、とでもいうのか。
フラ・リッポ・リッピの2枚目は、風景を描き出すことにかけては、それ以降のアルバムを凌駕している。ひっそりとこういう叙情的・風景的な曲をやっていて欲しかったが、3枚目の「Songs」は素晴らしいものの、その後は、ソフィスティケイトされ、すっかり三流の「狩人」みたいな存在になってしまったのが哀しい。しかし、その音楽性の低下に反比例して、ヒットしていくことになる。
いまだに、この2枚目の名盤はCDとして見た事が無い。一体、音楽業界はどうなっているのか?今更ながら、音楽そのものの素晴らしさを無視していて、要は何も聴いてはいないし、こういった孤独の中で作り出される「稀有」な音楽は、ノイズの前にかき消される存在なのだろうか。
⑤ソフト・ヴァーディクト ストラグル・フォー・プレジャー/クローズ・カバー

これも、ウィム・メルテンとしての編集盤は見た事があるが、このアルバム(というかミニ・アルバムですが)は、CDとしては見ていない。もしかして売っているのかもしれませんが。「クローズ・カバー」は出来すぎている感もあるが、何も情報も無い中で自ら発見したという個人的経験は重要である。ピアノの名曲である。
「ストラグル・フォー・プレジャー」はピアノの打楽器的な側面で出来ている曲だが、冬に似合う。
⑥ドゥルティ・コラム ポルトガルの友

ドゥルティ・コラムには、いつも孤独と死がつきまとう。
「ポルトガルの友」と聞いて、それは死んだ友人と想うのは考えすぎか?しかし、そう思わせる力が、彼の音楽にはある。「LipsThatWouldKiss」という曲を、自殺した友人のイアン・カーティス(ジョイ・ディヴィジョン)に送ったかのように、「居ない誰かを想う心」がつむぎ出した音楽が、彼の音楽の芯にいつも感じられる。
どの曲も、自分と共に「孤独」をわかちあった、大事な音楽だった。