
このジャケットの不気味さ。それが、中学生には印象強かったです。
フィリップ・グラス、スティーブ・ライヒ、そういう現代音楽周辺に居ながらも、不気味さにおいては距離があった。
実は、このアルバムを聞いたのは最近のこと。
でも、やっぱり不気味だった。
David Toopのような、「声」をコンセプトとして、その声をどのように表現しうるか?そういうことをコンセプトとしている。
タイトル曲の「ドルメン・ミュージック」は、簡素なピアノのリピートに、声がかぶさる曲。
美しくもあり、不気味でもある。
ローリー・アンダーソンはPOPと現代音楽を一時的に橋渡ししたが、やっぱり、このメレディス・モンクは明らかに現代音楽側に居る。
意外に知る人は少ないと思うが、是非、一聴を。