・・・・・・というわけで、また、時代は、素浪人時代に戻り、前述の繊細なトーマス・ドルビーのプロデュースしたプレファブ・スプラウトの'85年作品「スティーヴ・マックイーン」から、
自分が彼らの存在を初めて知った曲「Goodbye Lucille #1」。
ピーター・バラカンさんか渋谷陽一さんのラジオにかかったものをテープに録音したのだと記憶している。
この曲しか知らなかった自分ではあるが、とてもこの曲が好きで、当時、エアチェックしたそのセレクション・テープで、よく聴いた。
この曲を聴くと、透き通った音と通っていた真砂図書館の夕暮れ空と後楽園球場の描く輪郭が頭の中でダブる。