こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2012年2月25日 土曜日 - 2月11日の写真より 墨田区 小村井・3 -

2012-02-25 18:45:04 | 写真日和
小村井の旅のその3です。




古い民家は、既に廃屋と化しているのかもしれない。
こういった家は墨田区にはよくあること。
廃屋が廃屋として在り続けることも大事。
合理主義的に考えて「はい撤去」には素直にうなずけない。


落花生の問屋さんだったお店も、今はやっていないよう。
カンバンのかすれた文字は、ちゃんと時の長さと繋がっている。


今は少なくなってしまった公衆電話。その上にコドモの長ぐつが片方だけ置いてあった。


お肉屋さんのカンバンも妙になつかしくノスタルジーを覚える。








今度入ってみたい、時が止まった喫茶店を発見。
国分寺の「田園」もそうだが、まるで宮澤賢二のお話しに出てくる不思議なお店を想像させる。


場末のスナックのたたずまい。


古道具屋さんの店先。


古いお店の並んだ十間橋商店街とスカイツリーのコントラスト。


十間橋。

オマケ・・・

先日紹介した広い静かな古い団地の一角。
そこはかつて紡績工場があったとのこと。
モスリン工場という名前。
昔、外ネコで飼っていた中にコロコロした可愛いネコが居て「モスリンちゃん」と名前を付けて呼んでいたのを、ふっと思い出した。

***

1983年の幸宏のオールナイトニッポン。
トシ矢嶋さんがせっせとロンドンから送ってきた新着12インチシングルをかけていた。
そこで初めて聴いたハワード・ジョーンズ「ニュー・ソング」。

その後、ハワード・ジョーンズはファーストアルバムを1984年に発表する。
タイトル「ヒューマンズ・リブ(邦題は「かくれんぼ」)。
この中でも特に好きなのが「雨を見ないで」というスローなテンポの静かな曲。

雨ではじまり暮れていくボクらのウィークエンドの始まり。
黙って静かに耳を傾け、漆黒に向かう窓の外を眺める。

■ハワード・ジョーンズ 「雨を見ないで(DON'T ALWAYS LOOK AT THE RAIN)」■
コメント
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