悶々とパソコンソフトと格闘していたが、糸が切れて仕事場を去り「明日、仕切り直し」。
TBSラジオの「DIG」が唐突に終わって以来、ラジオすらも聞かなくなってきた。
1週間の中で「てれび」を見るのは、昼間のお弁当を食べる数十分のみのところ、ラジオまでも聞かなくなり、仙人のような生活になっていく。「てれび」はほとんど見ないので、解約しようと思っている。
最近では帰宅して、パソコンのスイッチを付けるものの「音が鳴っていないと不安」ということすら無くなった。
実家に行くと、老親はパソコンをいじる世代では無いので「てれび」が(見ていようと見ていまいと)ついているのだが、そこに居ると「ああ、ふつーの人は、こういう暮らしなんだな」と思う。
音が無い時空への違和が無くなった。
とはいえ、その後、音を聞くのだが。
まずは、缶ビールをプシュッと開けて、タバコをふかしながら一服。
その後、身を隠せるシェルターで「さあて。。。今夜はどうするべか。。。」。
YOUTUBE等々からダウンロードしたもの・フィールドレコーディングしたもの・あるいは読書。。。
パソコンのフォルダにあるものから、頭に浮かぶモードを選ぶ。
過去のラジオ録音?
伊集院さん?教授のサウンドストリート?細野さんのデイジーワールド?
音楽?
西部邁さんの番組?
ラジオ朗読?
それとも、写真の整理?
1日の終わり。寝るまでの残り時間は限られるが、貴重なる「じぶんの時間」。
思いあぐねながらも、こんなことをブログに書いている時間さえも、その限られた時間内での一部。
過去、営業で外周りをしていた頃、下の世代の人が1人社長で仕事をする「会社」に行った際に、その方とずいぶんと話す中で「面白いものだ」と思った記憶がある。
(彼にとって=[その後「今」のじぶんにとって])仕事は、身銭を稼ぐために過ぎないので、じぶんは睡眠時間を削って、ネットや読書に浸る、と彼はいう。
その社長は、ほとんど寝ないでも仕事が出来る体力を持っているゆえに言えるコトバだが「じぶんに与えられた時間には限りあるので、寝ないでもじぶんが興味あることに、夜仕事を終えてから没頭するんですよ。
睡眠より、そのほうが、大事なものでね。。。」。
体質が大きく左右するが「わたし」は睡眠を削ると、明らかに身崩れを起こして破綻するタイプなので、寝る方を選ぶ。何かを選び・その何かに暗闇で耳を傾けながら。
■Brian Eno 「Becalmed」■