4月7日も4月8日も、私には忘れられない日。毎年思い出すこと。
1981年4月7日は、夜22:00から自室で教授のサウンドストリート第1回目を聴いていた日。
1986年4月8日は、自室のかたわらにネコのようにかわいい笑顔で映るジャケットのシングル盤があった。教授が作曲したシングル盤。
彼女の訃報を聞いてしまい、恐くて震えて眠れなかったその夜。
1996年4月8日、4つの命が誕生するさまを眺めていた。そんな一つの命がまみちゃん、もう一つの命が正(しょう)ちゃん。
その後、親ネコ=コチャコ含めたどんちゃん騒ぎの楽しい日々を一緒に過ごせた。
今夜、そんな日々を思い出す。
生きられるかぎり生き抜くこと、それがお世話になった彼らへのつぐない。
■R.Sakamoto 「Undercooled」 Live In Zepp Tokyo 2005■
4月10日 金曜日
しんどい。鳴るアラームに、十数分して立ち上がる。
まだ眠ったほうなのに、目は腫れ・目覚めぬ。
そこから十分後、むかつきをおさえてパンとお茶。目が痛い。
薬二種・各一錠服用、ヘルニア向け鎮痛剤。入浴。
島発電車遅延。やっと電車来る。
乗り換え、田舎行き電車は朝飯としてのおにぎりおほばり”すまほ”をいじるおばさん。
閑散とした車中、外は曇天の灰色。エリックサティを聴く。
いつも飲むココアがない。仕方なくワンダモーニングショットを飲む。
一日あちこち回り打ち合わせ三昧。
昼休みに喰い込み、地方都市は近くに買い物場所も無く、もらいうけたカップ麺を頂いた。
雨の夕方、ばしゃばしゃと雨をはねて、真横を通り抜けるクルマ。
傘を差し寒い中、駅に歩く。帰路。
一日じゅう打ち合わせし・話していても、外と内が分離しており、白昼夢のような幻覚。
乖離症状。歯車のズレがずっとある。
昨夜はEP-4の映像と音楽に浸っていた。そのうち夜中2時になっていた。
朝から眠くてぼーっとしていた。
そんなものはたいてい朝の一時間で去るものだが、今日は違った。
各駅停車に座る。窓の外を流れるいなか風景が見える。
造成地、巨大空き地・あたり一帯土の穴。
それが古く立派な日本家屋の横まで迫っている。
遠方から何本もの鉄塔を伝って、渡り張られた電線。縄跳びみたいに弧を描く。
広い視界の合い間に大きなこうば(工場)が埋まって廃棄物を生成している。
ボクはもう疲れて眠りたい。まぶたが腫れている。
都内に戻り・逢いたい人に会いにいく。その予定も、挫折。
***
途中ターミナル駅の電気屋さんを覗くが、何も買わず。
おなかが空き、定食屋に入る。
食べて外に出ると往来は人であふれる。冷え込みと身動きしずらい雨。
そのなか、傘を差し自閉。
身も心も閉ざす。その方がよい。
シェルター(避難所)で。
帰宅後、洗濯機を回し室内干しする。
■EP-4 「Coco」1983年5月21日アルバム「昭和崩御」発売中止■
***
4月6日 月曜日
4月7日 火曜日
2008年・秋葉原殺傷事件・現場。かんたんに人は忘れる。
4月8日 水曜日
4月9日 木曜日
4月10日 金曜日
スナップエンドウのお花。