こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

夏の100曲 : ヴァージニア・アストレイ 「いつかまた会える」

2020-09-15 09:00:00 | 音楽帳


ヴァージニア・アストレイが国内発売された1983年10月。
このとき彼女は23歳、もとはクラシック畑の方だった。
奥深いヨーロッパらしさをたたえた彼女は、幼少時代にフルートやピアノのレッスンを受け、15歳からマンチェスターの音楽学校に通ったのだという。

クラシックの音楽家になるつもりだった彼女は、その後兄からの影響でロックにも親しむようになり、結果的な音楽デビューは、1981年スキッズの「JOY」への参加という形となった。
その後、スージー&ザ・バンシーズやマリ・ウィルソンの作品参加と、活動が活発化。
そして1982年ソロの名義で4曲入りシングルの発表となった。その後2枚目の4曲入りシングルが出て、それらの曲をまとめたものが日本独自の編集盤「プロミス・ナッシング」となる。

「プロミス・ナッシング」は2枚目12インチシングル「Love's A Lonely Place To Be」と同じジャケットデザイン。そのジャケット写真は、彼女の透明感ある音楽世界とマッチしていて美しい。
A面1曲目「いつかまた会える」は、彼女のフルートと淡いヴォーカル、少年少女たちの合唱が永遠を奏でる。

”We Will Meet Them Again On The Hill”(あの丘の上で、ぼくらは、いつかまたきっと会える)。


■Virginia Astley「We Will Meet Them Again」'82■

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