二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

二胡が壊れたら。三味線屋さんへ行こう。

2018-12-19 09:47:55 | 二胡の救急箱・補習講座
二胡の修理たくさんありますね。

二胡も三味線も同じ木で作られています。

ですから木の部分の修理でしたら、三味線屋さんへ行きましょう。

これ見てください、




すごい技術でしょ。

今三味線を造る人は少なくなってきてはいます。

とはいえ、二胡修理できる人に比べれば、三味線を修理出来る人は、かなりいらっしゃると思います。

訳の分からない、楽器屋さんより、このようなきちっとした技術を持っている人にやってもらえたら、

どれだけ安心でしょうか。

ですから皆さん、私が仕事を辞めたら、木の部分は安心して三味線やさんに任せられるはずです。

しかし、、、心細いのは、三味線作れる人も少なくなってきました。

でも、二胡屋よりは多いですよ。

何しろ数年に一回は皮を張り替えなければいけない三味線ですから。

いくら少なくなってもなくなりはしないと思います。

そして何より、技術の信頼があります。

三味線屋さんというと、なんだか敷居が高そうですが、職人は、良い人間が多いです。

なにしろを言わない。それが職人です。

この画像は、三味線演奏家の高橋栄水さんのHPから許可を得てコピーさせていただきました。

とても御親切にお返事をいただきました。





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2 Comments

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このホゾ (やすぞ〜 )
2018-12-19 12:30:44
どないして掘ってるんやろ?

と、不思議に思ってました。

大学時代 邦楽部の大先輩が、東京で細棹作ってると聞いたことがあります。

結構有名な方やったと思いますが、OB会で一度お会いして、お話ししただけで、名刺貰うの忘れました…

残念…
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やすぞ~さん (nisino)
2018-12-20 09:57:14
この穴の彫り方は、まず、細めのツボ錐で穴をあけます。ツボ錐というのは、半分の丸い鑿で、くるくる回すと丸い円に彫れていきます。中を崩していって、あと価格のみと同じような、凹方の鑿で際を決めていきます。もう一つの方法は、細長い焼き鏝で、焼ききって、炭化したところをやはり凹方の鑿で整えます、全部平のみで整える人もいます。またほぞの周りの面は砥石て磨いていきます。
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