中胡二胡
持っていらっしゃる方はすくないのかもしれません。
でもバイオリン一族のアンサンブルにビオラが無いアンサンブルなど考えられないのと同じに、二胡のアンサンブルにも、勿論独奏楽器としても良い低音楽器が必要なのでしょう。
これは民族的な好みなのか、或いは高胡京胡などの比較的音の高い楽器から始まったせいなのか、中国楽器には比較的音の低い楽器が少ないようです。
いつのころからでしょうか、中胡 . . . Read more
中古の二胡を通販してくれとのご依頼も大変多いのです。
しかし残念ですが、来てみて頂くしかないのですよ。
去年の8月にこの中古の二胡の仲介始めて以来、もう30台にまでなりました。
今在庫は、4台だけです。凄いですね。
光舜堂は、中古の二胡の販売をしているわけでは無く、単に紹介というだけにしたいのです。
販売するということで行くと、そして通販ということで行くと、それなりに体制を整えて、それな . . . Read more
光響
東日本大震災復興支援チャリティーコンサート
~ 程農化 追悼の夕べ ~
皐月、突き刺さる日差しの中、尊い音色が突然遠くに旅立ってから半年が経とうとしております。
神楽月、程農化を想うアーティスト達が集い甦る程農化の二胡の音色とその人生の軌跡をお届けします。
境界を超えた縁の響きと映像のコラボで贈る「程農化 追悼の夕べ」
程農化の音色と歩みを今再び皆様と共に
2012年11月 22日( . . . Read more
二胡に張ってある蛇皮というのは、振動板としては他の皮に比べると大変強力です。
薄くて強いという点では他の皮に比べようも無いのでしょう。
レーバーブなど、皮を張ってある擦弦楽器というのは、中近東からアジア全域にいくつも有ります。
その中で、蛇皮を張ってある物は、やはり東アジアに多いのです。
何しろ、12メートルもある蛇が生息しているのが、海南島或いはベトナム、タイ、そして中国の南の地方だけで . . . Read more
半年ぶりにシャム柿の二胡が出来ました。
コウキ紫檀が良いと言っても、殆ど手に入らないもの。
そこへ行くと、音色の良さではコウキ紫檀に匹敵するシャム柿は、良く乾きさえすれば、まだなんとかなりますね。
ただどういうわけなのでしょう、黒檀を始め、シャム柿もブラックウッドも、乾燥を上手くやらないと後で手を入れなければならなくなることもあります。
真黒(まぐろ)のように、何百年経っても、後でクラック . . . Read more
ブラックウッドが いくら音が大きく鳴ったとしても、バイオリンには所詮敵いません。
それでは、電子楽器化してエレキ二胡、という方向はどうなのでしょう?
ギターがエレキギターになって、ロックという音楽が出来上がりました。
二胡がエレキ二胡になって、その良い音楽が作られないと、エレキ二胡の意味は無くなってしまいます。
バイオリンもエレキバイオリンという物が有ります、しかしイマイチ定着はしません。 . . . Read more
先日、大阪公演をお知らせした、アヨーシ・バトエルデネの馬頭琴四重奏コンサート。
大阪まで行かなきゃ聴けないかと悲しんでいたら、
バトさんからチラシを預かった義弟タロ若の勘違いにより(2つの都市のチラシは酷似しているのです)
実は東京公演も有ったことが本日発覚いたしました!
嬉しいハプニングです!!
改めまして、告知です。
馬頭琴奏者バトさんと仲間の、馬頭琴の四重奏のチャリティコンサート、
東京 . . . Read more
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
10月に入ったと思ったら、あっという間に足早に1週間過ぎてしまいましたね!!
秋刀魚の美味しい季節になり、土曜日108城では秋恒例のサンマパーティーを開きました。
鍛冶屋ですから炭火焼きなら慣れたもの。 炭で焼く秋刀魚は やっぱり違いますね~♪
先日も書いた、特別ゲストの永井由里さんのヴァイオリン演奏も素晴らしく、
立川の工房では、食欲と芸術の両方 . . . Read more
楽器には、鳴りと響きとボリュームというのは必要条件だと思います。
しかし、やはり二胡の場合音色ということが言えるでしょう。
もちろん健全に全部の音が鳴り高音も演奏が自由に表現できるぐらいには欲しいですが、それは樹種の問題というより、皮や、内部の構造に依ります。
以前、劉継紅先生と話していて、先生はどんな木の音が好きですか?とお聞きしたところ、
即答で、コウキ紫檀(小葉紫檀)とおっしゃってい . . . Read more
話を元に戻します。
大きなホールで、大観衆を入れない限り、現在の音楽の公演というのは採算の合わないものなのです。
王候貴族の力が無くなった時代から、大衆が音楽の世界を支えてきています。
その為の大ホールと言うこともできます。
大聴衆、大ホールという事で必要なのは、マイクの無い時代、当然楽器の音を大きくするという事であったと思います。
バイオリンなどは、それまで胴と水平についていた棹(ネッ . . . Read more