森の散歩道

四季の自然・野鳥・花・生き物など

鴨池~片野海岸(3)

2008-12-06 | 自然観察会

マガン 
マガンたちは、夜は鴨池で寝て、昼は近くの田んぼで餌を食べています。9時~10時ごろ、
一旦池へ戻ってくるので、その頃に池へ降りて来たところを見ました。



コマユミ 
鴨池の周辺は、丘陵地に囲まれ、片野海岸へと続いています。丘陵地の自然歩道に「コマユミ」の赤い実を多く見ました。
水害が多くそれを防ぐため、加賀藩の頃に木をたくさん植えたようです。



イソスミレ
花は終わっていますが、種がはじけた後と葉が残っていました。他にもキクやハマボウフウなど浜に育つ植物の名残が見られました。



海岸の砂浜で、波による浸食で出来た奇岩です。



鴨池観察舎の展示物で、ヒシクイのつくりもの。



今日は、冬型の気圧配置で気温が2度と低く、雪の降る寒い一日でした。
鴨池の続き写真を載せました。


片野海岸 ミサゴ

2008-12-04 | 自然観察会

ミサゴ









ゴンズイ



片野海岸は、冬の海とは思えないような、おだやかで青い海の色が美しかったです。遠くに、東尋坊が見えました。
松林の自然歩道では、コマユミやゴンズイ、ツヅラフジなど、野山で見られる植物が多く、海岸では、浜独特の植生となっています。自然豊かなところでした。
波に浸食された、白い岩の形が変わっているのが、印象に残りました。
波打ち際で、ミサゴが2羽、魚を獲っていました。


鴨池のヒシクイとサカツラガン

2008-12-03 | 自然観察会

ヒシクイ(菱喰)カモ科






中央が、サカツラガン。



サカツラガン(酒面鴈)カモ科 頬から首にかけて白く、頬に褐色味がある。
日本へ飛来している2羽のうちの一羽だそうで、めったに見られない「サカツラガン」が見られてラッキーでした。



鳥仲間と、加賀市の鴨池を訪れました。おもに、ヒシクイとマガモが多い池です。
ヒシクイやカモたちが、池の田んぼで、さかんに餌を啄んでいました。
マガンは、夜の間池で休み、餌をとりに早朝100羽以上もが一斉に飛び立つ姿は見事と常連さんが話していました。
加賀藩の頃から盛んだった網猟のなごりが今も続いているようでした。
この後、片野海岸の自然林を歩きました。明日載せようと思います。
観察した鳥 マガモ、オナガガモ、オオバン、コガモ、ヒシクイ、サカツラガン、マガン、コハクチョウなど