森の散歩道

四季の自然・野鳥・花・生き物など

雪と白いライチョウ

2012-04-30 | 立山

4月29日室堂平で、目の前にいるライチョウ君と会えました。

たくさんの人がカメラで撮っていますが、ストレスにならないように3m以上は離れていてほしいと思います。

 

 嘴に羽を付けて、とっても可愛らしい子でした。体も小さく見えてまだ若い子のようです。足環もつけていませんでした。

 

 

 

遊歩道の向かい側に、別の雄がいるので、意識して時々グェーと鳴き合っていました。

縄張りを確保して、これからやって来るメスを待っているようです。 この子には足環がつけられています。少し眠そうにしています。

 

 

ライチョウ ライチョウ科 36cm    こちらは、少し遠いですが、すでに番になっているライチョウです。

目の上の赤い肉冠を膨らませ、尾羽を広げて、時々下のメスに求愛のディスプレーをしていました。

これから、ハイマツの下で子育てをします。

 

ライチョウがいるすぐ側を、登山者やスノボ・スキーヤーが通り過ぎて行きます。 

 

 大日岳

 

室堂山の白銀にシュプールが描かれています。

氷河期からの生き残りと言われる雷鳥は、特別天然記念物

神の使いとして、大切にされて来ました。冬は雪に融け込むように白くなります。

ふかふかのブーツを履いたような足は、やわらかい雪の上も深く沈まず歩くことが出来ます。一年に三回換羽する。

 

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立山 雪の大谷

2012-04-29 | 立山

今日はボランティア解説活動で、立山・雪の大谷ウオークへ行って来ました。

午前中は快晴の青空で、雪とのコントラストがとてもきれいでした。

今年の積雪は一番多い所で17メートルあります。

今年は海外から訪れるツアー観光客の方が多く、今日もたくさんの人出で、迫力ある雪の壁を楽しまれていました。

 

 

 

 

 雪の層から冬季の大気に関する情報を知ることが出来ます 雪のカレンダーの解説

 

 500mの雪の回廊からパノラマロードへ抜けると、立山連峰が目の前に広がります。  

 

 

 

広場へ戻ると、除雪車三代目熊太郎の除雪の実演が行われていました。約20mまで雪を飛ばせるようです。

 

2時頃終わって、その後ミクリガ池を見て来ました。池の一部から少しずつ雪が融け始め、エメラルドグリーンが見えていました。

 

目の前でライチョウにも会えて、嬉しい一日となりました。他にも数羽見たので次に載せます。

 

 

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ケリの番とヒナ 二度目の準備も

2012-04-28 | 水辺の鳥

島で抱卵していたケリが今週初め頃、ヒナが生まれたとおしえてもらって見て来ました(4月28日)

 ケリ チドリ科 36cm  左のお腹の帯の濃い方が♂で右が♀です。 

敵が近付くと、鳴きながら激しく威嚇して追い払う。ケリッ ケリッと聞こえることから、ケリの名が付いたと言われる。

 

 

数羽が誕生したと聞いていたのですが、最初は何処を探してもヒナの姿が見当たらないのです。

それから目が慣れて来ると、時々草の影からチョコチョコ出て来てお食事をする姿が見られました。

それでも、どう見てもヒナは1羽しかいないようです。(生後約5日目) 

 

 

 

 

小さいながらも、虫のようなものを見つけて捕らえたようです。生まれた時から自力で餌を採るのですね。

 

島へに入って来るアオサギが増えていました。ヒナが襲われることなく、無事に育つことを祈りたいです。

 

 

見ている時、左の♂が♀に近付き、この直後に行った交尾は一瞬で終わりました。ヒナがいるのにもう2度目の繁殖の準備とは…驚きました。

繁殖している場所は、外敵にも丸見えで、危険がいっぱいのようです。こんな場所でいいのかなー?と思ってしまいます。

 

 

 

 

影絵のようなアオジ

 

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コサメビタキ ハナミズキ

2012-04-26 | 野山の鳥

前日の丘陵で出会ったコサメビタキです。この日は初夏を思わせるような日差しに、歩いていると汗ばむほどでした。

可愛らしいコサメビタキも帰って来て、夏鳥がだいぶん揃ったようです。

コサメビタキ ヒタキ科 13cm

 

 

 

 

 

ムシクイさんをたくさん撮りました。モミジの新芽についている小さな虫を突いているのでしょうか 

 

 

 

 

ハナミズキの花が咲き始めました。 

 

駐車場の花壇で咲いていたチューリップ  

「2012となみチューリップフェア―」が5月6日まで開催

  

 

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エゾムシクイ センダイムシクイ キビタキ 

2012-04-25 | 野山の鳥

 近くの丘陵へ、夏鳥が来ていると聞いて出かけて来ました。

センダイムシクイの群れの中に混じっていました。胸からお腹にかけて汚白色で背に灰褐色味があることから、

「エゾムシクイ」と思われます。(通りすがりさんに教えてもらって図鑑で調べました)

エゾムシクイ ウグイス科 12cm

 

 

センダイムシクイ ウグイス科 13cm  お腹が白く、背中がオリーブ色

 

メジロの群れが、忙しそうに飛んで行きました。

 

ひどい枝被りですが、何とか初見のキビタキの証拠写真が撮れました。

キビタキ ヒタキ科 14cm

 

 

 アオジは、桜の絨毯の上を歩いて採食していました。

 

オオルリの声を聞いて姿が見れなかったので、また出かけたいと思います。他にコサメビタキにも会えましたが、長くなるので次にします。

 

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アオサギの巣材運び イソシギ チュウサギ カモメ

2012-04-24 | 水辺の鳥

先週撮った画像をまとめてアップしました。

河原では、サギの巣材運びが頻繁になっていました。このアオサギは、大きな巣材を銜えて背中に担ぐようにしてして運んで行くようです。

 

コロニーを見ると、巣がいくつか見えました。

 

「イソシギ」さんが小川の近くの草地でお食事していました。少し近付くと、2羽で飛んで行ってしまいました(・_;)

 

 

   

近所の田んぼでは、ダイサギに代わって夏鳥のチュウサギさんが増えて来ました。 

チュウサギ サギ科 68cm  夏羽の飾り羽が美しいと思いました。虹彩は、赤橙色の婚姻色が出ていました。

 

 

 

カモメ カモメ科 120cm

夏羽のカモメさんが、

 

水の入っている田んぼで、歩きにくそうにして餌を探していました。 

  

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コチドリが来ました

2012-04-23 | 野山の鳥

雨上がりの夕方、 まだ1羽だけですが夏鳥のコチドリが来ていました。走ったり草地で餌を啄んだりと、元気な様子を見せてくれました。

毎年子育てをしている場所ですが、気になることがありました。

冬の間は雪捨て場になっていて、雪が融けた後になぜかゴミが散乱しています。ちゃんと子育てが出来るか心配です。

コチドリ チドリ科 16cm

 

 

 

 

ゴミが落ちている所に、他にもいろいろな鳥がいました。

ツグミ

 

カワラヒワ

 

ヒバリ

 

自転車が通っても、kogamoが近くへ行っても逃げないホオジロ君でした。 雨に濡れて寒かったのかな

 

 

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ロシア自然講演会

2012-04-22 | ねいの里

4月22日高志会館にてロシア自然講演会・交流会が行われ参加しました。

2002年から県とロシアと共同で行われている渡り鳥の生態調査に、今年は7名の方が来県され、

ロシア代表オリガーさんより、ロシアのすばらしい自然と鳥類を写真と映像で見せて頂きました。

日本で見る鳥と少し違った姿をした鳥がいて、立山にいるライチョウとよく似た鳥が木の上にいるのも興味深かったです。

会員のO氏より黒部にいる朱鷺の様子と飛来したコウノトリの映像なども紹介され、そのあとの交流会、懇親会も和やかに行われました。

 

日本鳥類保護連盟富山県支部長さんより、ロシアの皆さんを紹介されました。

また、来年ロシアを訪問される会員の方の紹介がありました。

  

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  

 5月21日 ねいの里で、来県されているロシアの大学生と富山国際大の学生さんが、

巣箱の中で産んだシジュウカラの卵の観察や池でテナガエビの放流など、観察会で交流を深められました。

 

レクチャ―ルームでは、「おもしろ植物図鑑」と題し、

講師は先輩ナチュラリストで、専門が植物のSさんのお勉強会があり、参加させて頂きました。

植物図鑑の構成から進化の流れ、高山植物の写真を例にわかりやすくお話をされました。

 

 家の中庭に置いてあるジャンボシイタケの原木に、(ねいの里で菌打ちして3年が過ぎていると思いますが)

気付かずにいるとシイタケが直径16cmにも大きくなっていました。夫が見つけて4個収穫しました(^^)

 

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ホオアカ♂♀ 久しぶりのミサゴさん

2012-04-21 | 野山の鳥

こちらでホオアカは数年前まであまり見られなかった鳥ですが、最近河原でよく見るようになりました。

この日も枝の目立つ場所に止まって夢中で囀る姿を見かけました。葦の中にいる♀と会話をしているようでした。(4月20日)

 

頬の赤味が小さいので♀だと思います。

 

ホオアカ ホオジロ科 16cm 昆虫類、クモ類なとを主に採食し、非繁殖期は植物の種子も食べる。

別の個体♂

 

  

 

 ホオジロも負けずと囀っていました。 ホオジロ科 17cm

 

 

冬の間はいつも川の上の電線に止まっていたミサゴさんを久しぶりに見かけました。モノクロ風になってしまったのですが。

ペアで仲睦まじい姿を見せてくれた後、しばらく見かけなくなっていたので、

何処かで子育てをしているのだろうと思っていました。この日はちょっとだけですが姿を見せてくれました。

 

 

魚を狙って急降下、戻って来た時は何も持っていませんでした。

戻った位置がいつもと違う細い電線だったので、止まる時にバランスを崩してしまいました。慌てていたのでしょうか。

 

 

この後、下流の方へ飛んで行きました。

 

アオジ

 

カシラダカも見ました。

 

 

 

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チョウゲンボウのペア ハクちゃんのお食事

2012-04-20 | 野山の鳥

先日、神通川の中州で獲物を捕らえて運んで行く「チョウゲンボウ」を見ましたが、この日は対岸の杭に止まっていました。(4月19日)

遠いので見難いですが…子供が生まれて、餌運びに疲れてちょっとだけ一休みしていたのかなーなんて想像しました^^;

 

一羽が杭に止まって休んでいる所へ、もう一羽が飛んで来ました。 

 

 

 

 「アマツバメ」が数羽飛んで行きました。ビュンビュン飛んで素早いのでうまく捉えられませんでした。

 

 アマツバメ  アマツバメ科 20cm  腰の白い所がイワツバメに 似ていますが、大きいツバメですね。

 

イワツバメ  ツバメ科 15cm  イワツバメは巣材の土を運んでいました。

 

橋の下の、排気口のような所を数羽が出入りしていました。

 

ハクセキレイさんは、地面を歩いて虫をゲット!

 

パックン食べました。

 

どの鳥も忙しそうに見えました。

 

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