うさぎ学園 多趣味部

学長でウサギのわちゃまる君・ZIPPO・ウイスキー・旅行・ガーデニング・釣り・・・今日も全力で遊びます!

今夜も「NHKのブラタモリ」を見よう! 特別編・押野八海パート2

2016-10-29 11:20:25 | 20号室 特別室
忍野八海は、形状、水質、水量、保全状況、景観、富士信仰などの観点から1934年に国の天然記念物に指定され、1985年には環境庁から全国名水百選に選定されました。


入園無料だし広いし綺麗だし・・・観光客がいっぱいです。
駐車場は有料です。2時間300円とか。



名水百選かあ・・・その天然水を飲みたかったなあ。
自動販売機でコーヒー買って飲んじゃったよ。



1993年には、県新富岳百景選定地にも指定されました。



この大きな湧水池は「中池(なかいけ)」といいます。
水深7m・・・深いな。
ニジマス・イワナ・アユ・ハラアカ(たぶんウグイのことかな)が泳いでいます。白いのは鯉じゃなくニジマスのアルビノ(色素欠乏個体)です。
鯉といえば・・・巨大な鯉が泳いでいまして、なんと年齢が73歳だそうです。



ショップが広いです。地元の名産品、特産品の甲州印伝(鹿革に漆で模様付けした工芸品)のバッグや小物などがたくさんありました。



中国人観光客が多いようで・・・中国語での説明書きがいっぱい。
「made in Japan」をやたらに強調していて、お土産品のほとんどにそのシールが貼られていました。



こういうのには中国語の説明は無いのね・・・。



そしてこんな注意書きの看板が。
環境保全のためには、まあ、当然だよね・・・。しかし、日本人ってなんで観光地で水たまりを見るとお金を投げ込みたくなるんでしょうね(汗)。
トレビの泉はローマにしかありませんよ・・・。
ちょっとこぼれ話。ある人が自宅の前に招き猫を置いて、その前お皿を置き一円硬貨を数枚入れておいたところ・・・数日でお皿は小銭でいっぱいになったそうです。
集団心理というか・・・。道行く人が入れて行ったんでしょうね。
(そのうち、願いが叶う招き猫とかになっちゃうんだろうな。)



中池の写真をもう一枚。この写真お気に入り!
何故かって?池をよ~く見ると、ニジマスが跳ねてるんですよ。シャッターを切る直前にニジマスが跳ねて、「あっ!!」って思ったら・・・ちゃんと写ってました!



ニジマスを拡大してみましたよ(笑)。



そしてここから富士山が見えます!!
気付くまでにしばらく掛かりましたよ。こんなにでっかかったんですね、富士山って。
大きすぎて帰る直前まで気付かないとは・・・部長、アホだな(笑)。



忍野八海は世界文化遺産富士山の構成資産の一部として認定されました。
部長は水と魚がいる場所に行くと萌えます(笑)。
湧水池じゃ釣りはできないけどね(笑)。

次回は八海庭園 彦兵衛屋敷です。
お楽しみに!

今夜も「NHKのブラタモリ」を見よう! 特別編・押野八海パート1

2016-10-29 07:49:24 | 20号室 特別室
7:00過ぎに富士五湖の河口湖に到着しました。が!、こんな時間には観光地もショップも開いてないんですね~。
で、るるぶで調べてみたら・・・あ!ここなら行けるじゃん!ってことで、やってきました忍野八海(おしのはっかい)。


忍野八海は山梨県の富士北麓の忍野村にあります。
昭和9年(1934年)に国の天然記念物に指定された、富士山の伏流水に水源を発する湧水池です。



水路の水がとても綺麗。
富士山の雪解け水が地下の溶岩(不透水層)の間で、十年以上かけてろ過され、澄んだ水になってるそうです。



水が綺麗だと、水草も綺麗です。流れに揺れる水草を見ているだけで癒されます。



まずは「銚子池(ちょうしいけ)」。直径9m、深さ1mの小さな湧水池です。
湧水は間欠泉で、一定の時間おきに湧いたり止まったりしています。
ただの水たまりにしか見えないので・・・あんまり人気がないみたい。



次は「御釜池(おかまいけ)」。
窯の中で熱湯が沸くように水が湧くのでこの名前が付いたそうです。



隅っこのほうにあるので・・・人が少ないです。
関東大震災以降、沸騰するように湧くことは無くなってしまったそうです。残念。



散策道が結構広範囲です。
あ、釣りがOKのエリアもあるようですよ。歩いていて、ちょっと見掛けたいい雰囲気を撮りました。



使われていない水車が苔むしていました。何だかとってもいい雰囲気だったので撮ってみました。
なかなか撮れる写真じゃないしね。



ここは「湧池(わくいけ)」。直径12mで、湧水量は八海の中で最大だそうです。
湧水の勢いが強く、湧き出し口の周りに生えている草(セキショウモ)があおられて揺れています。
ファインダー内から人がいなくなった瞬間にシャッターを切りました。



こんな感じに撮ってもいい感じかな?
行ったときに撮り方の参考にしてもらえたら幸いです。



次回も忍野八海。
ショップも充実してるんですよ~。

今夜の「NHK ブラタモリ」を見よう <特別編>富士の樹海 パート2

2016-10-22 06:02:07 | 20号室 特別室
富士の樹海の「アドベンチャーツアー」の続きです。


今回は富士風穴に入ります。
行きは危険なので撮影禁止です。中の目的地に着くまで撮れません・・・。



急なガレ場のようなところを手探りで下りて来ました。灯りはヘッドライトのみ。
「前の人と同じ場所を歩いて下さい」っていうガイドさんの言葉に従って行動します。
着いた目的地がココです!地面から氷が生えている不思議な風景。ライトを点けないと一切見えません。
入口から30分ぐらい掛かりました・・・。
この氷のタケノコみたいなのは氷の筍(たけのこ)と書いて「氷筍(ひょうじゅん)」といいます。
冬はもっと氷が大きくなるそうですよ。



とにかく暗いです。ヘッドライトを消すと・・・自分の手が見えない。
闇の深淵・・・か。自分が知る限り、最も暗い闇です。



ヘッドライトの灯りが凄く明るく感じますよ~。ガイドさんが氷にライトを当ててくれて、ここで記念撮影ができました。



ガイドさんが渡してくれた風穴の氷です。
まるで宝石・・・。
周囲が極端に暗いので、ライトが当たった氷がビックリするほど輝きます!
これを持ち出しただけでも罰せられます・・・。
これ、綺麗な氷ですよね!



足元は深さ1mぐらいの地底湖なんですが・・・凍ってます。
滑らないように歩くのが結構難しいんですよ~。



足元は氷、頭上は溶岩・・・。ヘルメットが無かったら、5回以上は頭をぶつけてたな・・・。



あ~、落ちたら死ぬかもな~、な穴。ガイドさんがいなかったらヤバいです。



さあ、出口に向かいますよ。これが風穴の中が一番よく写ってる写真です。
四方全てが溶岩。ドロドロの溶岩が冷えて固まって、中にたまったガスがバフッと外に出ると・・・こんな風穴ができるんですね~。



下りるより登る方が楽です。一度通った道ですしね。



女性も子供も・・・老若男女楽しめるアドベンチャーですよ!



溶岩を持ち帰っちゃダメですよ。犯罪です!



はははは(笑)。楽しかった!
歩きやすい靴を履いて、防寒服は必ず持って行きましょう!
風穴内は寒いです!手袋をしていても手がかじかみますよ!!



次回は青木ヶ原樹海の帰り道で樹の妖怪と握手・・・。
お楽しみに~。

今夜の「NHK ブラタモリ」を見よう <特別編>富士の樹海 パート1

2016-10-22 05:59:13 | 20号室 特別室
富士の樹海の「アドベンチャーツアー」に参加しました!


ツアー開始の時間までしばらく余裕があったので、ちょっと寄り道。
宝石や原石のストーンショップ。
宝石博物館が面白かったからここも寄ってみよう、ってことで行ってみたんですが・・・う~ん・・・、見た目のままの内容でした。



アウトバック(社名)のアドベンチャーツアー開始は13:30。
ここで受付をします。ヘッドライト付きのヘルメットと手袋を借りました。



ツアーバスで20分ぐらいの場所まで行って・・・いよいよアドベンチャーツアー開始!
緑色と赤のTシャツの人がガイドさんです。
参加者は12人・・・だったかな?一番小さな子は小学三年生。一番大きな子(笑)は60歳ぐらいかな。
ここでマナーの説明を受けました。採集はしない。横たわる木や木の根、苔を踏まない。
遊歩道から外れない・・・などです。
苔は踏んでしまうと、元に戻るまで5年ぐらい掛かるそうです。



この遊歩道を樹海の奥まで歩きます・・・。



意外に明るいんですよ。樹が比較的細い事、針葉樹ばかりなので葉が光を遮らない事・・・がその理由のようです。
ただ・・・気軽に行ったらきっと迷います。入山時にガイドさんが「富士山はあっちです。後でまた聞きますので方向を覚えておいてくださいね。」っていいました。
で、20分ぐらい歩いてから「さて、富士山はどっちでしょう!」って聞かれて指さしたら・・・外れた。自信あったのに。明るくても太陽がどっちにあるのか分からないんですよ・・・。



地面は溶岩ばかりで土が少ないので、樹が育つためには普通の山の10倍以上の時間が掛かります。
一度ダメージを受けると復元に非常に長い期間が掛かるため、極力自然に影響を与えないように心掛けて歩きます。



樹海だから、幽霊とかが出ないかって??はははは、出ない出ない(笑)。
でも・・・この風景だけどうしてもピントが合わなかったんですよ・・・。
しかも、ブレた風景が不自然だし・・・。森の奥に吸い込まれるような・・・。



30分ぐらい歩いて、「天然記念物 富士風穴」に来ました~。
特別な入山許可証を貰わないと入れない場所です!



こんなに下に、あんなに大きな洞穴が!!
あそこに入りますよ~。



ヘルメットをかぶり、手袋をして風穴に入る準備をします。
防寒服も着用しますよ。赤いウインドブレーカーが私です(笑)。



これは楽しみだ~♪まさにアドベンチャーですよ!
※あの赤い集団とは全く関係ありません。



いよいよ、風穴に入ります。中は真っ暗で滑りやすく、奥は凍っているそうです・・・。



次回、風穴内部!
お楽しみに!!

特別編 三鷹の森ジブリ美術館に行こう(おまけ) 入場券も楽しめます

2015-03-14 20:45:14 | 20号室 特別室
無くさず持ってました!


入場券はフィルムなんです。何だか素敵ですよね~。
色々なシーンがありますよ!オークションにも出品されてるようですが・・・(汗)。



これは「ハウルの動く城」のワンシーンです。



ただ、全ての入場券が名シーンってわけじゃないのが残念。
そりゃあ、フィルムなので・・・風景だけとかね。

ジブリ美術館、行ってみませんか?

特別編 三鷹の森ジブリ美術館に行こう(その2) ロボット兵が凄い

2015-03-14 17:08:08 | 20号室 特別室
館内は撮影禁止だったので・・・ここでたくさん撮りました!


「天空の城 ラピュタ」のロボット兵です。身長約5メートル。迫力がありますよ。


このロボット兵、ジブリ美術館の守り神なんだそうですよ。



色々なアングルで撮ってきましたよ。



こういう写真には好みの構図があると思いますので・・・この写真がいい!っていうのは人によって違うと思います。



なんというか・・・勇者の後ろ姿。



ロボット兵をバックに記念撮影している人がとても多かったです。



そうそう、館内のショップはとても充実していました。ショップを見るだけでかなり時間が掛かっちゃいますよ(笑)。
「飛行石」のペンダントも販売してました。飛べないけどね。



何とか、ラピュタの雰囲気を出そうとして苦心した一枚。こんな撮り方する人はそう多くはないでしょ~。
同じ構図で撮りたい場合は・・・勇気が必要です(笑)。



・・・バルス。



JR三鷹駅南口から玉川上水沿いを歩いて15分ぐらいです。美術館の方向を示す案内看板があります。
三鷹駅南口からのコミュニティバスに乗れば約5分で着きますよ。
都立井の頭恩賜公園西園内にあります。

特別編 三鷹の森ジブリ美術館に行こう(1回目/2回) 館内は撮影禁止です

2015-03-13 20:45:02 | 20号室 特別室
チケットは日時指定の予約制です。チケットはローソンで買えますよ。
大人は1000円です。


開館時間は10:00~18:00で、火曜日休館です。



館内は撮影禁止なので、外から撮りました。トトロが可愛い~(笑)。
そりゃあ、男性も女性もトトロは好きでしょ(笑)。



建物の造りがもう、宮崎駿の世界ですよ。



マンホールですらこれだもの。館内は別世界ですよ。



こんな外観を見ると・・・中に入ってみたくなりませんか?



あ!この猫分かりますか?
猫の恩返しの「猫の国」の・・・猫王様のボディーガード、っていうかSPです!



まっくろくろすけ。これも「となりのトトロ」です。
メイと五月が追い掛けていましたね。



屋上の庭園には「天空の城 ラピュタ」のロボット兵がいます!このロボット兵・・・近くで見ると凄いんですよ~!



次回、ロボット兵に近付きます。
きっと、近くで見たくなりますよ!

特別編 サントリー白州蒸留所(その6・最終回) ウイスキーブレンド体験

2015-03-08 12:50:27 | 20号室 特別室
ツアーの最後はウイスキーのブレンド体験です。


ツアーから戻ると、初めに蒸留所の説明を聞いた会議室に、数々の原酒が用意されていました。



原酒づくりがどうやって行われるかの説明。色々な形のポットスチルがあるんですね~。




次に、こんな原酒がありますよ~という説明です。何だか、原酒のまま飲みたい・・・。



数々の原酒。奥の紙の上の原酒は説明を受けた特徴のある原酒です。



ブレンドの基本になっている「ホワイトオーク原酒」、「シェリー樽原酒」、そして「ミズナラ樽原酒」。
ミズナラ樽原酒は珍しいですよ。
グレーンウイスキーもありますね。グレーンウイスキーはブレンデッドウイスキーの大半を占めています。
上の方にチラッと写っている原酒の中にはスモーキー原酒もありまして、飲んだ人が「おっ?ボウモア?」って言ってました。おいおい・・・。
説明を受けながら手順に沿って原酒をブレンドしていくんですが・・・ついつい、好みでスモーキー原酒を多く入れてしまいますね(笑)。
原酒は、正直な話、ブレンドしないで飲んだ方が美味しかったですよ。特にミズナラ原酒は最高でした。
そりゃあ、ブレンドは素人だからね・・・。



ブレンド体験の後は天然水の説明を聞きました。天然水のボトリング工場が併設されています。



天然水の後は・・・ラウンジで白州のハイボールを頂きました。
スッキリして美味しかったですよ。



「Bar Hakushu」。有料ですが格安のバーです。ブレンド体験で結構飲んだので、ここは入りませんでした。



ここはとても楽しいですよ。ただ、車で行ったら飲めないけどね。



そのうち、また行ってみようかな・・・。

特別編 サントリー白州蒸留所(その5) 熟成庫が凄い!

2015-03-07 14:41:56 | 20号室 特別室
数多くのシングルモルトウイスキーが眠っている、熟成庫に来ました!


熟成庫の前には、各種の樽が置いてありました。
左から「パンチョン(約480リットル)」、「バレル(約180リットル)」、「ホッグスヘッド(豚一頭とほぼ同じ大きさ:約230リットル)」、「シェリー樽(約480リットル)」です。
一番右の樽は不明です。



さあ、熟成庫に入りました!不思議な雰囲気の空間です。
外の空気とは明らかに違う湿度と温度。空気の動きがほとんど無く、樽から蒸発したウイスキーの香りが漂っていました。



前回のポットスチルで蒸留した「ニューポット(蒸留液)」に加水して、アルコール度数62~63%に調整して樽詰めして熟成します。このアルコール度数が、熟成に最も適しているそうです。



樽の鏡板(かがみいた)には蒸留年が記載されています。随分古いのがあるなあ・・・。



熟成庫内の温度、湿度、樽の位置などで熟成の状態は変わるそうです。熟成棚の上と下とで、熟成度合いに違いが出てくる程デリケートなんだそうですよ。
そういえばサントリー傘下のマッカラン蒸留所は閉鎖になって、2017年のオープン予定で新しい蒸留所を作る計画だそうですね。
増改築じゃなく、閉鎖して別な場所に新築・・・って・・・それってマッカランの味に大きな変化が現れちゃうのでは??
熟成棚の上下ですら熟成状態に変化が現れてしまうっていうのに??
ポットスチルの形や水源に変化は無いので、表向きは「変わらない」のでしょうが、言ってる事とやってる事が違うんじゃないかな~。
熟成状態が変わってしまうから、熟成庫内のクモの巣すらも掃わせない蒸留所もあるっていうのにね。



これは樽の中が見えるように作ったモデル。
樽に詰めた原酒は、時が経つにつれて蒸発して少なくなっていきます。樽によってはこのモデルと同じぐらい減ってしまうものもあるそうです。
いわゆる「天使の分け前、または天使の取り分(ザ・エンジェルズ・シェア)」ですね。



熟成庫を出ると、こんなミニチュアモデルがありました(笑)。



ウイスキーを樽に詰めて熟成すると、樽材に含まれるタンニン、リグニン等のポリフェノールによって色々な変化がおきます。
気温が低くなる冬には、樽材は縮んで外の空気を樽内に取り入れます。また気温が高い夏には樽材が膨張し、樽内の余計な雑味を外に放出します。
周囲の温度変化に合わせて樽材が呼吸してウイスキーに良い影響を与えているんですね。
この呼吸によって、酸化反応・エステル成分(香味成分)の生成・樽材成分の溶出や分解、水とアルコールとの会合(えごう)・・・様々な変化が起きて熟成が進んでいきます。
色の変化はもちろんですが、香り高く味わい深く変わって行くんですね~。



次回、最終回!
お楽しみに!

特別編 サントリー白州蒸留所(その4) ポットスチルが凄い!

2015-03-06 18:43:26 | 20号室 特別室
ついにポットスチル(単式蒸留器)の見学です。


蒸留所に来たら、これがメインでしょ~。思っていたよりずっと広くて綺麗なスペースです。
ストレート式(手前側)のポットスチルとランタン式(奥のちょっとくびれているタイプ)のポットスチルが並んでいます。



ポットスチルって・・・思っていたよりずっと大きいです。



2回蒸留しています。左側が「初留窯」で右が「再留窯」です。
一回目の蒸留で得られる蒸留液はアルコール度数20~25%ぐらいの原酒になりますが、このままではアルコール度数が低い上に雑味も多いので使えません。
なので二回目の蒸留でアルコール度数60~70%の原酒にします。



ポットスチルの中を見る事が出来ましたよ。前回見た発酵液が入っています。



蒸留された液がどこへ行くのかというと・・・ラインアーム(鶴口になってる渡り部分の太いパイプ)はポットスチルの周辺足場の下に向かってますね。特に写真の右手前の配管がよく分かります。



なんと、ポットスチルの下にも行く事が出来ました!



ここは「ミドルカット」の工程です。
再留で得られる最初の部分はアルコール度数が非常に高く、また後の部分はアルコール度数が低すぎるので、熟成には適しません。
なので、最初と最後の部分を除いた中間の部分のみを熟成にまわします。これが「ミドルカット」です。
ミドルカットする部分が少ないほどピュアな原酒になりますが、コストパフォーマンスが悪くなります。
ミドルカットする部分が多過ぎれば品質に響きます。つまりこのタイミングは「職人の腕」なんですね~。



ミドルカットされた蒸留液はここから出て来ます。
汚く見えますが、銅が酸化して緑青(ろくしょう:酸化銅)化している状態です。それに、高濃度のアルコールで殺菌され続けてますしね(笑)。
(確か、カットされて使われない部分だったような・・・)



人を写さずに撮れた一枚。これは運が良かった!



次回は熟成庫に行きますよ。
お楽しみに~!

特別編 サントリー白州蒸留所(その3) 発酵槽が凄い!

2015-03-05 18:10:03 | 20号室 特別室
さあ、お楽しみ?の発酵槽(マッシュタン)です。こういうのを見ると、蒸留所に来た気分が高まります!


とにかくたくさんの発酵槽が並んでいます。よく見ると、発酵何日目なのかが表示されています。



木樽の発酵槽なんですね。
乾燥して粉砕したモルト(麦芽)を大量のお湯に浸けて糖化させます。この時に使う非常に重要なお湯が「仕込み水」です。
糖化してできた麦汁(ウォート)に酵母を加えて発酵させてアルコール度数7~8%の発酵液を作ります。



木樽はメンテナンスが非常に大変なんだそうですが、素晴らしい風味を出すということで使用してるんだそうです。
あまりにも壮観なので、写真をたくさん撮ってきました!



雰囲気が少しでも伝われば、嬉しいなあ。



これは木樽の発酵槽の中。発酵液の甘い香りが凄いです。濃いビールのような香りです。



これは発酵液を抜いた後の木樽発酵槽の中。プロペラみたいな撹拌機が付いていて、これを回すことでまんべんなく発酵させます。



こちらはステンレス発酵槽。



扉を開けて貰いまして・・・。



おお!またビールの香りが!



この発酵液を蒸留するわけですね~。



次回、単式蒸留器を見学!
ポットスチルをお楽しみに!

特別編 サントリー白州蒸留所(その2) おお?ピートだ!

2015-03-04 18:03:30 | 20号室 特別室
さあ、ツアー開始です!


まずは蒸留所の説明を聞きました。ウイスキーは出て来ませんよ。
ショーケースの中には、数々の原酒が。



帽子と、歩きながら説明を聞くための端末機を身に付けてツアーに行きます。



説明の内容を一部だけ。白州蒸留所のウイスキー仕込み水の説明です。これを見ると・・・ウイスキーの水割りにどんな水が適しているかが分かりますね。
白州蒸留所の仕込み水は「南アルプス天然水」のようです。



さあ、蒸留所へ向かいます!山の中なので、風景が綺麗です。空気も澄んでますよ。



「ウイスキーとビール・焼酎のつくりのちがい」が掲示されていました。読めるかな?



おお?これは・・・ピート(泥炭)だ!これを燃料にして、大麦麦芽を乾燥させます。そうすると、麦芽にピートの香りが付くんですね。これがシングルモルトウイスキーの原料の「モルト」です。
硝煙のような匂い・・・ピート香の強いスモーキーなアイラモルトなどはこのピートをふんだんに使っています。
でも、キルン(乾燥塔)は博物館になってたような・・・。



ピートはツツジ科の植物のヒース(ヘザーとも呼ばれています)やシダなどの植物が枯れて堆積してできた泥炭です。植物の繊維が土のようになったものです。固めた腐葉土・・・みたいなものかな?
大きさの割には、軽い!



次回は蒸留所内の「発酵槽」を見学します!
お楽しみに!

特別編 サントリー白州蒸留所(その1) 蒸留所到着っ!

2015-03-03 18:35:55 | 20号室 特別室
数年前に行った時の記録なので、今とは違っているかもしれませんが・・・参考になればと(笑)。


山梨県のサントリー白州蒸留所に来ました!



赤松の林を抜けて・・・到着したのはレストラン。着いた時間が昼だったので(汗)。



この樽って・・・燻製を作るスモーカーに改造されてます。凄いなあ。庭にこれ・・・はさすがに要らないか(笑)。



豪華な食事。ローストビーフです。なんか、昼食にしては凄く高かったような・・・。もちろんツアー料金に含まれてます。



食事の後、外に出ると・・・おや?キルン(麦芽を乾燥させる乾燥塔)が!



キルンとしては使われておらず、サントリーウイスキー博物館になっています。



見学ツアー前のちょっとした自由時間。ここでちょっと休憩。バスに乗ってる時間が長かったからね。バスは苦手です(汗)。



「IN THE BARREL」っていうショップがありました。ウイスキーの他に、グッズも販売してますよ。



次回、蒸留所の説明を聴いてからツアー開始。
お楽しみにっ!

まとめて旧車!(ラスト) 伊香保おもちゃと人形自動車博物館

2014-04-24 19:18:15 | 20号室 特別室
旧車(その3)です。以前紹介した旧車の写真だけをまとめて3回目のアップ!今回が最終回です。
その1、その2だけじゃ物足りない旧車ファンの為に(笑)。

伊香保おもちゃと人形自動車博物館、侮れません。かなりの数の旧車が展示されていて、トヨタ2000GTも真近で見る事ができます!
ちょっと前の写真たちなので、ゴールデンウィークや休日のお出かけ前にはネットなどでご確認くださいね。
伊香保おもちゃと人形自動車博物館は関越自動車道「渋川・伊香保インター」から伊香保温泉方面に車で約20分です。
是非、行ってみて楽しんできて下さい(笑)。


まとめて旧車!(その2) 伊香保おもちゃと人形自動車博物館

2014-04-21 19:40:05 | 20号室 特別室
旧車(その2)です。以前紹介した旧車の写真だけをまとめて2回目のアップ!
その1だけじゃ物足りない旧車ファンの為に(笑)。

伊香保おもちゃと人形自動車博物館に展示されていますよ。
ちょっと前の写真たちなので、ゴールデンウィークや休日のお出かけ前にはネットなどでご確認くださいね。
伊香保おもちゃと人形自動車博物館は関越自動車道「渋川・伊香保インター」から伊香保温泉方面に車で約20分です。