夏に渡ってくる渡り鳥『ササゴイ』を見付けたぞ!
ササゴイはサギの仲間で、水辺に立って小魚やエビやザリガニ、時にはカエルなどを捕食します。
私は気配を消して見ていたんですが・・・。
あ、遠くを通る人にビックリしたみたい。
頭の羽が逆立ったぞ☆
翼の模様が笹のように見えるから笹ゴイっていう名前が付きました。
じゃあゴイは・・・というと、『平家物語』の中で、醍醐天皇の宣旨(せんじ:命令を伝達する文書のこと)によって捕えられたため、『正五位(神道での順位)』を与えられたっていう故事が由来してます。
この故事は似たサギのゴイサギについてのものなんですが、そのゴイサギに似た姿で笹みたいな模様がある、ってことでこういう名前になったんですよ。
深いね。
普段は頸をS字型に畳んでるんだけど、伸ばすと長い!
主に待ち受け型の狩りをします。
釣りをする鳥、としても知られていますよ。
水面に小枝や葉っぱ、羽を投げて、魚がそれをエサだと思って現れたところを・・・パクッって。
水辺に佇んで獲物が来るのを待つ事が多いんですが・・・このコは攻めるタイプだった!
流木の上を歩いて・・・。
お?獲物発見か??
ああっ!捕まえた!
狩り、成功!!
小魚・・・じゃないよなあ。
ササゴイの身体の大きさ(55センチぐらい)と比較すると・・・そこそこ大きいぞ。
捕まえたのはフナ。
マブナ・・・じゃないなあ。
ヘラブナとマブナの交雑種だね。
こういうのをヘラブナ釣りをする人は『半ベラ』って呼びます。
ヘラブナはホントの名前を『ゲンゴロウブナ』といいます。
そうそう、あの鮒寿司に使われるやつね。
元々は琵琶湖だけに生息していたんですが、釣りの対象魚としてあちこちに移植されました。
で、元々住んでいた現地のマブナと交雑してこうなる、と。
お~ぉ・・・この大きさを丸飲みするつもりかあ・・・。
歯は無いからなあ。
ホントに飲んじゃったよ。
しばらくぶりに面白いものが見れたな、っと♬
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