今年の天然遡上アユは沢山上っているようです。利根大堰のデータを見ると15万尾以上で昨年の7万尾、一昨年の2万尾と比べても大きく伸びています。多分、雪解け水と春の雨で水位が増して江戸川の水閘門が開いている期間が長かったせいではないかと思います。
そのため烏川の長野堰や碓氷川の板鼻堰でも魚道脇のエプロンから上流に向かおうと飛び跳ねる稚アユの姿がたくさん見られました。
堰にはカワウがもぐり、上流にはゴイサギが待ち構えています。(でも、それだけ居るということですね!)
碓氷川の上流も安中市の仲宿堰までは魚道を整備しなおしたので上るようになり、その上流も水が出たときに端を上るのか、人見堰までは到達しています。しかし、人見堰は写真のとおり下流が洗掘されて魚道が宙に浮き3m以上の滝になってしまって遡上を阻害する壁となっています。
ここを直さないことには松井田地区への天然遡上は望めません。さらに、先日の大雨のように大増水で流されたアユも再遡上が出来ないことになってしまい上流部分の魚影が薄くなってしまうのです。
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