仕事場の裏玄関の小さな花壇にアゲラータム(カッコウアザミ)とハナトラノオ(カクトラノオ)が咲いています。アゲラータムだけの時はイチモンジセセリなどのチョウが主流だったのですが、ハナトラノオが咲き出したとたんにホシホウジャクが訪れるようになりました。
ホシホウジャクをはじめスズメガ科の吸蜜スタイルはホバリングしながらゼンマイ状に巻いていた長いくちばし(口器が長く伸びたもので吻(ふん)というそうです)を伸ばして奥の方にある蜜を瞬間的に吸い取るのです。まるで空中給油ですよね。
一つの花に1秒?程度しかいてくれないので撮影は非常に難しく、さらに羽根を1秒間に何百回も羽ばたいてホバリングするためシャッター速度が遅いとブレブレです。
ホシホウジャクの幼虫の食草はヘクソカズラです。そう言えば緑色の大きな芋虫が付いていたなぁ・・・
こちらは、おまけで同じスズメガの仲間でセスジスズメの幼虫です。食草はヤブガラシ、移動するのか蛹になる場所を探しているのか場内の道路を横断中でした。お尻のアンテナがこの仲間の特徴ですね!
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