昨年も記事にしたキバナツノゴマ、黄色い花が咲くのでキバナツノゴマですが・・・
紫の花のツノゴマの実よりも大きく15cmくらいあるので「オオツノゴマ」、トゲトゲで旅人にくっ付いて悩ますので「旅人泣かせ(タビビトナカセ)」、角が二つに割れ爪の様になっているので「悪魔の爪(アクマノツメ)」という別名もあります。
キバナツノゴマは茎も葉も粘々した線毛が密生し小さな虫が捕えられています。このネバネバにくっ付いた小さな虫は微生物に分解されその養分が吸収されていくそうです。この仕組みから一種の食虫植物とされているようです。
今年は私も種を貰って蒔いてみたのですが1本しか生えませんでした。後で調べたら硬い種皮を取ってから蒔くほうが良いようでした。9月に入って急激に伸び始めて実が付き始めました。
この実が若い内はオクラの様に食べられると言うので試してみました。
ピクルスなどが良いようなのですが、湯がいて鰹節を掛けてポン酢で食べてみました。
結構、口の中に苦みが残ります。「この苦み・・・どこかで経験したなぁ」と考えてみたら、キハダなどの漢方薬の苦みを薄くしたような味で他の旨味もなく微妙なものでした。
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