樹木学実習で見かけた虫えい(虫こぶ)シリーズの続きです。今回はエノキハトガリタマフシでエノキトガリタマバエによって作られる砲弾状の虫えい(虫こぶ)です。
この虫えい(虫こぶ)は葉に作られることが多いのですが、葉表・葉裏、若枝など至る所に作られ(↑)一寸見は気持ち悪いですね・・・
着生点の裏はこんな感じです。(葉表に作られたものの葉裏・・・)
切断すると広い幼虫室の中に1匹の幼虫が入っていました。
もう少し大きくなって幼虫室一杯くらいの大きさに育つと虫えい(虫こぶ)ごと地上に落下して幼虫のまま夏を越し、冬も越してから蛹になるのだそうです。落下した後の葉には凹みが出来ます。
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