初夏~夏にかけては樹木の花に白花が多いのでこのテーマで毎年書いていますが、先週の土曜日に岐阜の各務ヶ原市で遊んでいるときに白いトネリコのような花を沢山つけている並木が有ったので「多分、ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)だな」と思って車を停めて近づいてみるとやはりそうでした。ヒトツバタゴの分布は日本では岐阜県と愛知県の木曽川周辺と長崎県の対馬に限られているようですが、流石に本場ですね街路樹に植えられているのですから・・・
ヒトツバタゴはトネリコ属に似た白い花を付けるのですが、葉は奇数羽状複葉のトネリコ属と違って単葉で、タゴはトネリコの事で葉が一枚だから「ヒトツバタゴ」なのですね。そして別名の「ナンジャモンジャ」は「なんというものか?」と言う意味なのだそうです。時の将軍が水戸光圀(黄門様)に「あれは何の樹か?」と尋ねたときに、分からなかった黄門様が「なんじゃもんじゃ」と答えたとか・・・(本当かいな?)
そしてヒトツバタゴは図鑑には雌雄異株とか別株とか書いてあるものが多いのですが、実際は雄花だけを付ける雄株と両性花を付ける雌株が有って両性・雄異株なのだそうです。雄株の方が花付きが良いと言うのでこっちは雄株かな・・・
花のアップです。純白できれいですね・・・
そして花付きの悪かった方の花・・・雌株かな? 外見じゃよく分かりませんね!
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樹に咲く花―合弁花・単子葉・裸子植物 (山渓ハンディ図鑑) |
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