学生の課題研究でタラノメ栽培における増殖法をいくつかやってみました。一つは根挿し法、もう一つは根切り法・・・
根挿し法は根を掘り上げて15~20cm位に切って挿していく方法です。これを太さ別や横置き、斜め挿し、秋取り、春取りなどで発芽率を実証試験してみました。
写真(↑↓)が分かり辛いのですが、径が4mm以下は発芽は皆無、4~7mmも2株しか発芽せず、それ以上太いものはまあまあ良い発芽率でした・・・
根切り法では株から25~50cm離して剣スコで根を切断して不定芽を伸ばす方法です。
かなりの株が発生してしてしまいました。春には株を選んで育てないと密生してえらいことになってしまうかな~
そしてタラノメ採取後の株は2~3芽残して剪定したのですが初夏には次の芽が伸長してきました・・・
11月の落葉期にはここまで樹勢が回復しました。来春も沢山収穫できそうです。
問題は冬芽にアブラムシが付いていたり・・・
枯れた株にはカミキリムシの幼虫が入っているので防除が必要ですね・・・
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