先日の赤城・黒檜山での自然観察会で大沼まで降りて湖畔の道を歩いているときにオノエヤナギの葉裏に黄緑色の虫えい(虫こぶ)が作られているのに気付き一枝採取し、駐車場へ着いてからゆっくりと観察してみました。
直径1cmほどの球形で褐色の皮目のようなものが点在し、切断すると中は空洞で虫糞が詰まっていて白色の幼虫が蠢いていました。
拡大するとコブハバチの幼虫のようでした。
そして駐車場脇のヤナギには同様の虫えい(虫こぶ)で紅色を帯びたものがありました。こちらはもう少し成熟したもののようですね・・・
家に帰って調べてみるとコブハバチの一種がカワヤナギなどの葉裏に作った虫えい(虫こぶ)でネコヤナギハウラタマフシだと思われます。
この虫えい(虫こぶ)はオノエヤナギやカワヤナギなどにも作られるようです!
春に産卵した後、虫えい(虫こぶ)が作られ、幼虫は虫えいの内部を摂食して大きくなり、11月初めに脱出して土中で蛹になるのだそうです。
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