今日から月遅れのお盆・・・お盆と言えば百日紅の花! カナリノコジツケ・・・
彼方此方でサルスベリの花が咲いていて虫たちが飛び回っている・・・
サルスベリの花を観察していると虫たちを呼び寄せて受粉させる仕掛けが一杯で見飽きない・・・
花弁はフリフリの付いた華やかな団扇状で虫たちに「美味しい花粉があるよ」とアピール・・・
花に来た虫は中央にある黄色い花粉に気が付き小躍りして集め出す・・・でもこの花粉は受粉能力は無いんだ!
周りに長い雄しべが有って、先端が曲がっていて葯が内側を向いている。 この仕掛けで、短い雄しべの花粉に夢中の虫の背中に花粉を付けるんだ・・・
1本だけある雌しべの先も曲がっていて柱頭が内側を向いているので、ここに受粉してもらう仕掛けだ!
よく考えられた仕掛けだよね・・・
受粉が終わると雄しべと雌しべはたたまれて、萼の中に包み込まれてしまうのだ。 萼の外には花弁だけが残るけど、しばらくすると花弁だけが落ちて萼の中に実が出来はじめる・・・
何でこんな手の込んだことをするのかねぇ~???
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