テロと言っても蝶マニアの大戯け者が起こした放蝶テロで、その影響(チョウ)が高崎市箕郷町にある群馬県立農林大学校(標高300m)まで来てしまったのだ・・・
樹木学実習の下見で校内を歩いていると黒地に白い斑紋ある中型のチョウが舞っていた。 そして小さなエノキの葉にとまったのでよく見るとアカボシゴマダラだった!
カメラを構えたら逃げられてしまってその時は撮影できなかった。 私が見つけるぐらいだから、もっと前から居たのかもしれないね・・・
そして先日、駐車場の地面に降りて水分を吸っているアカボシゴマダラを発見し、徐々に近づいて何とか撮影できたけど、捕虫網が無かったので捕獲まではできなかった・・・
このアカボシゴマダラは中国原産の外来種で日本には居ないはずのチョウなんだ! それを大戯け者の放蝶ゲリラが繁殖できるように何羽も放してしまったのだ・・・それが原因で関東で徐々に生息域を広げているのだ(怒)
アカボシゴマダラの餌は国蝶のオオムラサキや在来種のゴマダラチョウと同じエノキなので在来のチョウの生態系を乱すため要注意外来生物に指定されている!
アカボシゴマダラが悪いわけじゃないのだよ! こういった一見自然大好きに見える蝶マニアの身勝手な行動が自然を破壊してしまうのだよ・・・
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