この時期、野山では色々なものに絡みついたつる植物の白い花が目立つ・・・遠くから見ると判別は付かないのだけど、その多くはボタンヅルかセンニンソウの花だね!
ともにキンポウゲ科センニンソウ属のツル性半低木(木質の多年草)で、その違いは葉と花で判別できる・・・
まずはボタンヅルの葉と花・・・
ボタンヅルの花のアップ・・・花弁はなく、花弁のように見えるのは萼片なんだ!
次にセンニンソウの葉・・・
そしてセンニンソウの花・・・これも花弁に見える萼片だよ!
「ん~違いが良く分からない」という人のために並べてみた・・・
ボタンヅル(左)の葉は3出複葉で小葉に鋸歯があってボタンの葉に似ている。 センニンソウ(右)は3出複葉または羽状複葉で小葉は鋸歯が無く全縁だ!
花も並べてみた・・・
ボタンヅルの花は白い萼片よりも雄しべの花糸が長い! センニンソウ(右)は雄しべの花糸が萼片よりも明らかに短い!
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