昨日も釣りはせずに川見がてらに野草の撮影・・・
林縁の藪にヒヨドリジョウゴ(ナス科ナス属)の花が咲いていた・・・つる性の多年草で全体に毛があり、全草が有毒らしい!
つる性植物には、フジのように蔓で巻き付く纏体植物(てんたいしょくぶつ)、カラスウリのように巻きひげで巻き付く纏鬚植物(てんしゅしょくぶつ)、ツタのように吸盤のような根で這い上がる纏根植物(てんこんしょくぶつ)などがあって、ヒヨドリジョウゴは新枝が絡みつく纏体植物とされているが、私はそのどれでもなく他の植物に寄りかかるように長く伸びていく寄りかかり植物に近いのではないかと考えている・・・
花は白色で花冠の先が5裂して咲き進むと反り返ってくる!花柱が長く突き出てその周りを紫黄色の雄しべが筒状に取り囲んでいる。
綺麗な赤い実を付け、それをヒヨドリが好んで食べるからヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)と云われているのだけど、実際は有毒なのでヒヨドリが食べることは無く何時までも実が残っている! この名前はどういう由来で付けられたのか?
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