しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

殺人など重大事件、時効撤廃へ

2009年01月05日 | Weblog
GOOニュースからです。

法務省は殺人などの重大事件の控訴時効を見直す方向で検討に入った。刑事訴訟法は殺人など「死刑に当たる罪」の時効期間を25年と定めているが、期間の延長や時効の撤廃を含めて検討する。

「全国犯罪者被害者の会」が「被害感情は時の経過で薄くなることはなく、むしろ日に日に増してゆく」として、時効廃止を求める決議を行った。世田谷区の一家4人殺害事件の遺族らも時効制度の見直しを訴えるなど、被害者の側から公訴時効の見直しを求める声が強まっている。一方、証拠の散逸についても、近年DNA鑑定など科学捜査の進歩で証拠の長期保存が可能となっている。26年前に女性教諭を殺害したと警視庁に自首し、供述通り、遺体が見つかったケース、時効成立後に殺人を自供するケースは起訴できず捜査員は悔しい思いをする。(法務省幹部)

小生の身近な事件としても新潟出身で筑波大学助教授だった五十嵐一氏の殺害事件が脳裏に残ります。兄の友人で昔、拙宅にも遊びに来てくれた人でした。

ホメイニに死刑宣告されたラシデイ氏の「悪魔の詩」を翻訳したことが殺害原因とされテロリスト(プロ)に殺された被害者です。いまだ解決のメドはたたないようです。これも時効では日本の頭脳(IQ180あった)が失われた損失は非常に大きい。

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