しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

届出印

2009年01月30日 | Weblog
何年前からだろう預金通帳から届け出印の欄が消えた。
どの印鑑で登録したかわからない通帳が増えた。

印鑑照会をすると配達証明付の郵便での取り寄せとなる。
銀行で照会する際は身分証明書と本人確認の顔確認までされる。
届け出印がわからず、欄に数個の別々の印を押して来る人もある。

銀行でNGが出て、返却されると引き落とし期日に間に合わず、
失効という形で本人の不利益となるケースもある。

米国等の様にサインで済ます方向にならないのか。
いつまでもはんこ文化が残るのか。

印鑑証明用はいつも実印を持ち歩く訳にもいかない。
それ以外ははんこは一種類にしておかないと退職期に行う各種の手続きに不便を感じております。

東南アジアを旅行して印鑑の部材を買い求めて来た人がいた。
安い買い物をしたと本人は思っていたが、日本で業者に彫らせることに注文が来た。書体サンプル数種。部材のサイズ、材質の確認に一度郵送。

印鑑業者曰く。「材質が悪い」「すぐに角が取れる」「彫ったら~円」
結局注文は来たが、本人の思っていたような割安な高級印鑑とはならなかった。
はんこやは材料、工賃でかせぐ。材料の他、中間に業者が入るのでは安くなるはずもない。

鑑定眼のない人は外国ではんこを部材で買うことはやめたほうがよろしいようです。

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