しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

海外でも驚きの報道!

2010年09月08日 | Weblog
「長寿大国.日本」、「高齢者社会.日本」のイメージが強い日本でなぜ?
英語メデイアが伝える「消えるお年寄り」のインパクトは大きかった!

英国「ガーディアン紙」は「100歳以上が行方不明」の見出しで結論としては「時代遅れの記録方法、厳しい個人情報保護法、弱まりつつある家族や地域の絆」と報道。

英国「ロイター通信」は「100歳以上のお年寄りが行方不明」の記事で「お年寄りの面倒を家族が見るのは当たり前でなくなっている」「高齢化と離婚の増加によって2020年までに日本の高齢者の3割は一人暮らしだろうし、その事態に対応するためにはお年寄りの面倒を見るのは家族という伝統に変わる仕組みが必要なのだが、老人の介護施設は少なさすぎるし、医療費は膨れ上がっている」と報道。

アイルランドの「アイリッシュ.タイムズ紙」は「消える100歳以上の謎、日本生活の病根をあらわに」という見出しで「日本のコメンテーターは呆れ、非難ごうごうだが、これは現代の都市生活の重みで家族の絆が破綻しつつあるという、より大きな問題を無視しがちで、消えるお年寄りの最大原因はそこにある」と報道。

来日30年のデビッド.マクニール記者は「日本経済は後退し、高齢者は増える。年金制度は破綻状態」そんな状態では多くの家庭はお年寄りの面倒がみきれなくなっているし、その欠落を政府はろくに埋められていない」最後には「年寄りを山に連れて行って死なせていた時代ほどはひどくない。しかし、ちかづきつつある」と述べている。

AFP通信は「日本の100歳以上を探したら、悲惨な発見」という見出しで。
「葬式代がなかったとか、生活費のためなどという動機部分のほか、母親の遺体を「しばらく寝かせた後、風呂で洗い、骨を砕いてリユックに入れた」と男性の供述部分まで報道した。以上GOOニュース「加藤祐子」抜粋です。

ミイラになって30年とか異様すぎるホラー話に海外も驚いている。
一歩下がって見えてくるのは「家」の破綻。「都市生活の重みと生活困窮」「年金制度の破綻」大阪のマンションに取り残された幼児2人も「家」の破綻の犠牲者。

2010年の夏は記録的な酷暑だけでなく、記録的な怪談、奇談、後世に残る恐怖事件の連発で脳裏に残った年となりました。

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