しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

相手国に対する印象

2010年09月25日 | Weblog
日本の世論調査では中国に対する悪印象は72%、中国の世論調査では日本に対する悪印象は55.9%。中国の世論が昨年の65.2%から10ポイントも改善したのに日本の世論は08年の75.6%と比しても改善していない。

餃子事件、資源.エネルギー、食料確保などの自己中心的行動、軍備増強がマイナスイメージを高めている。ここへきて尖閣問題。あの国はなぜこんな行動を取るのか!???がなかなか解消しない。

中国人は歴史教育で日本の戦前戦後の中国での戦争教育を行い、愛国教育を徹底して行った。だが最近は中国人は日本を訪問する機会が増え印象が改善している。
ところが日本人は生活の視点で、テレビ報道で、中国政府の対応に対する不満は増加している傾向がある。

このギャップの改善策はあるのか。
これは中国政府の政治的思惑が大きいようだ。
中国政府は愛国心を高めるバロメーターに領土問題、歴史認識を持ち出す。
政治的求心力を高める手法だ。
靖国問題で極端に関係を冷やした教訓からしばらく中国も沈静化していたが、最近は大国の自信からまたゾロ政治的思惑から愛国心をあおる戦術を取りはじめたのかも。

日本は愛国心教育が中国と比してはるかに低く、政治貧国、政府間関係の弱さを露呈している。
政権の基盤の確立、経済大国から政治大国への脱皮が急がれる課題なのかも。
求む肉食系豪腕宰相。小沢氏の敗北は残念だった。

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