しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

年収減61万円!

2010年09月29日 | Weblog
ピークだった97年の467万3千円はここ10年で「61万4千円」下がった!
民間企業に勤める人の平均給与は「405万9千円」だった。(2009年度)

前年より「23万7千円減少」した。平均賞与56万1千円。
毎月の給与合計は349万7千円。年間給与額が300万円以下の人の割合は42%。
男女別では男性の平均給与は499万7千円。
女性は263万1千円。男性の給与の落ち込みが目立った。
「以上地方紙記事から」

給与額の分布を見ると、300万円超400万円以下が815万人で一番多く、400万以下の占める割合が56.6%から60%に拡大した。
大学の学費は下がっていない。教育ローンの負担感は増大している。
エンゲル係数は上昇している。

どこで切り詰めるかといえばぜいたく品、酒類、酒肴品、
慶弔付き合い、趣味、交通費用、被服費、住宅費用、等々である。
FTAで人件費の安い人的受け入れも始まった。人件費上昇の要素は乏しい。
企業は最低賃金ラインで非正規労働者確保を図る。正規労働者の退職補充を極力減らす。

どこまで下がる円高不況。国内のデフレ要因が解消しないためだ。需要と供給のバランスで値段を上げられるのは不作の「野菜」くらいか。
バランスを欠く「値上げ」は相対的に優遇されている公務員給与である。
民間の大幅な下落水準と異なる優遇給与。早急な公務員制度改革を進めないと国民の目線は更に厳しくなりますぞ!

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