しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

検察の思い込みで国家は滅ぶ

2010年09月23日 | Weblog
大阪地検特捜部の前田主任検事は逮捕された。
厚生労働省元局長村木厚子氏の証拠改鼠発覚が原因である。
現在公判中の厚生省元係長の上村勉被告も「検察に恐ろしさを感じる。これが当たり前になると誰でも逮捕されてしまう。」とコメント。

民主党石井一副代表も事件に関連して前田検事から聴取を受けている。
「目的のためには手段を選ばない心理だ」と語る。
自身の疑惑に手帳のメモで救われた経験もある。

民主党小沢前幹事長の秘書だった石川議員も「前田検事に誘導された」「虚偽記載は否認する方針」とのこと。

小沢氏の資金管理団体の政治資金規正法違反事件では、今回逮捕された前田主任検事が石川議員の捜査を担当したのだ。目的のためには手段を選ばない手法で作られたシナリオに誘導する手法は小沢氏の政治力を削ぐ効果を生んだ。

亀井静香国民新党代表は「こんなことが警察で起きたら、現場の課長や所長が責任を取るだけでは終わらない。立派な検事総長であれは当然、自分では分かっているのではないか」と延べ、検事総長辞任を示唆した。
亀井代表は警察官僚出身。

検察が証拠を捏造して犯罪をシナリオ通りに導くと国家滅亡はそこから始まる。
小沢氏が「完全に無罪だ」と証明されていれば、即ち石川議員逮捕がなければこの民主党代表選挙で小沢氏は勝っていただろう。

即ちこの事件の主任検事は日本の首相になるはずだった人物を引き落とした国家転覆を諮った大犯罪人である。
当然検事総長の解任くらいの責任が発生する大事件なのだ。

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