アパートの空室がやっと埋まった。 1年以上も空いていた。
家賃保障を管理してもらっている会社と交わしている。
大家としては部屋が空いていても家賃は入る訳でありがたい契約なのだが、管理を任されている会社は空室を埋めようと必死である。
常時満室の場合、家賃の10~15%程度と入居者の礼金(2~3ヶ月分)が管理会社に入り、黒字幅の大きい営業物件の筈なのだが、昨今の家賃価格の低迷で契約上の家賃相場が下がってきている。
当初管理会社と交わした家賃では入居者が見つからない場合、家賃を下げて探すことになる。差額は管理会社負担だ。長期に渡って利幅を下げる結果を生む。
ネットで調べたら1割近く契約家賃よりも低い家賃で募集をかけていた。
その効果もあって入居者がやっと決まった様だ。
これでは赤字だろう。
契約金額より高い家賃で貸すことができれば管理会社の収益は上がる。
「家賃の世間相場」の上下で収益に差が出るようだ。
契約更新期にはかなりの家賃の引き下げを求められそうだ。
あるいはリフォーム要請もあるだろう。マンション不況と空家事情。景気の回復、給与上昇、デフレ脱却がなければ不動産オーナーの悩みはまだまだ続く。