何気なく眺めていた色紙に気がついた。「DAICHI SUZUKI」とある。初代スポーツ庁長官の色紙である。
かって小生の通うスポーツジムに勤めていた。そのころ頂いた色紙である。
「君原健二氏の色紙」「人間に与えられた最大の力は努力です」と書かれている。
小生が参加したマラソン大会のゲストランナーでした。機会があって頂戴しました。
小泉純一郎氏から頂いた感謝状。かって厚生大臣だったころ関係者に出した感謝状。機会があって飾ってあります。
案外見渡すといろいろな人に会って色紙をいただいていた。「フランク永井」さんから頂いた色紙もあったが見つからなかった。
案外家の中に埋もれているのかも。旧家には生活の中で使われてきた膨大な資料が眠っている。案外お宝が眠っている。
一般家庭ではそうはゆかない。狭い家の中では保管は難しい。時々物置と化した不用品の整理をしないと年々増えてゆく日常生活用品に生活スペースを奪われてゆく。 自分しか価値を見いだせない品物は早めに処分する必要がある。
オークション会場でお宝として価値が出るものならともかく、自分しか価値を見いだせない品物で興味の薄れたかって収集してきた物品の処分をしないと生活空間が狭まってゆく。
部屋中に溢れたかって興味があった書籍類。会社員時代勉強した関係書籍。学生時代の教科書。かなり処分した。それでもアルバム類、まだ細々と興味が残るジャンルの書籍が一坪書斎に溢れている。自分にだけ価値のあるもの、あったものは時々見極めが必要。処分も必要。
運動器具(ダンベル類・ボクシンググローブ・アーチェリー用具・ゴルフ用具等)、クラフト工芸関係用具、古銭、切手類、腐るものでないからどんどん溜ってゆく。いつかオークション業者に委託販売してもらおうかとも思うことがある。価値のあるもの。価値の下がらないもの。処分できないもの。時々鑑定してみたいものだ。
画家の多くは赤貧であり、売れなかった絵画が大量にアトリエに眠る。極く少数の画家は評価が上がり、遺族が恩恵にあずかる。
大多数の遺産相続は遺品の鑑定が無い。不動産関係だけが遺族の関心事。
「出張なんでも鑑定団」このTV番組は日本のお宝発掘に貢献した。
庶民宅にも埋もれている「わが屋のお宝」処分する前に鑑定してもらおうという意識が根付いた。
ふと気がつくと価値のあるものを収集できているのかも。庶民骨董品。価値鑑定をしてファイルを残す。老後の暇人に残された作業の一つかも。とも思っている。