北の海理事長が死去した。 62歳だった。直腸がんによる多臓器不全が原因だった。
若い!と驚いたが、力士の平均寿命だった。
昭和55年から平成14年の間に死去された100人も幕内経験者の平均寿命のデータがあった。
正確には死亡時の年齢の単純平均値は「63・6歳」で最短は「22歳」、最長で「91歳」だった。
この値は2002年の日本人男子の平均寿命「78歳」より15年短命であった。
力士会所属の平均身長「184センチ」体重「159キロ」は肥満度「BMI」は平均47である。
入門時80キロ平均の新弟子が数年後に倍の体重となる世界。
カロリー過多の食生活の為、コレストロール値400、尿酸値10という値が数多くの力士に出てくる。
「通風」関節痛、が日常となる。
昼寝が仕事。過食、運動後の昼寝。体重を増やすことが仕事の世界。
体重過多による内臓疾患で悩んだ「貴乃花」は身長187センチ159キロ、BMI、45)だった。
比較的軽量だった。「朝青龍」は身長187センチ体重124キロ、BMI、36)だった。
朝青龍程度のBMI値で現役を終えると良いのではないか。
現役時代の北の海理事長の体重は160キロあり、身長「180センチ」の体から比してBMI値は高かった。
BMI値を下げても優勝できる力士を育てる教育改革。これからの相撲界に必要ではなかろうか。
北の海理事長の短命を涙した朝青龍の声が届いている。