地域コミ協の広報誌を担当している「実務者」を対象に研修会があった。3時間の研修だった。
参加者は50名ほど。1地区あたり2名の参加者だった。専門家の立場で「町づくり学校」が指導に来ていた。
狙いとワークショップ、演習で編集制作課題をそれぞれ実務作業、各コミ協単位で発表を行う企画内容だった。
多くのコミ協で実際に実務を担当していない人が参加していた。会長も来ていた。制作経験の全くないコミ協。
予算も無い。制作目的も大きく異なる。担当者の権限も大きく異なる、制作者の力量、役職、も大きく異なる。
取材に出かける体制。カメラアングルの優位が確保される立場の実務者がいるコミ協かどうか。
年間活動を広報できる情報を得られる立場の人が携わっているか。
会長と称する実務を担当しない人の「お知らせ挨拶文」の掲載機関となってはいないのか。
読者の目的の捉え方がそれぞれ異なるのではないのか。多くの異なる実態の報告が為された。何もまとまらなかった。
やったということ。研修会という立場で行政が制作現場の担当者を集めた。現場の実態が少し明らかとなった。
その点だけは価値があった。