しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

毎年下がる日本の大学評価

2010年09月17日 | Weblog
英国の教育専門誌「タイムス.ハイヤー.エデュケーション(THE)が16日、公表した世界大学ランキング(200位以内)では東大が26位、京大が57位、東工大が112位、阪大が130位、東北大が132位であった。
昨年は東大22位、京大は25位、東工大は55位だった。

THEは今年から評価方法を改めた。5つの分野(教育30%、論文のインパクト32.5%、研究30%、国際構成比5%、業界収入5%)での評価指標を用いた。この指標での順位では昨年200位以内に日本の大学は11大学入ったが今回は5大学だけとなった。
英語圏の大学が有利になる傾向は変わらず上位は米国、英国で変化は乏しい。
今年のトップはハーバード大学、2位にカリフォルニア工科大、3位はマサチューセッツ工科大であった。

日本の大学は今後、グローバルな思考と英語での発信が求められる。公的な研究の面でも損をする、研究を国際化するため、他国との共同研究に取り組むことが求められる。とTHEの副編集長はコメントしている。

国際化が遅れると世界の評価も下がるということらしい。せっかくの優秀な学生も評価の低い大学ではかわいそう。最近は米国の有名大学に入る日本の学生数も減少している。
教育水準を高めて人材育成。国際化と国庫補助、業界との共同研究、そこから日本の未来は開ける!

節約術

2010年09月16日 | Weblog
今年の夏は暑かった!
クーラーつけっぱなしの日が続き我が家の財務大臣の白髪も増えたかも。
世帯収入の逓減に加え光熱費の増大、アイス類の購入.飲食費の増加もあったかも。
節約しないと家計がパンク。多少は工夫の要がありました。

「工夫その一」
○タクシー、車に乗らない。極力徒歩、自転車に乗る。
○御菓子、食べ物は必要以上びた1文も使わない。
○財布には必要意外のお金を入れない。
○贅沢をしない。無駄な買い物をしない。買う場合もユニクロで土日限定。
○100均を利用する。
○自動販売機のジュースは買わない。家でお茶を飲む。ペットボトルに水を入れて冷蔵庫に保管、飲む。
○貯金をこまめにする。自宅に現金を残さない。貯金したお金は使わない。

「工夫その二」
○外出を控える。外出すると消費の誘惑がある。財布を取り出す機会を減らす。
○食後はなるべく睡眠を摂る。無駄なカロリーの消費が抑えられ、なにかと節約できる。
○クーラーの効いた施設でなるべく長時間過ごせる工夫をする。快適な節約の近道。
○床屋、医院への通う頻度を減らす。期間延長で節約。ジェネリック医薬品に変更。
○交際範囲を広げない。慶弔事に基準を設ける。見栄を張らない。
○消耗品の買い替え期間を延長する。車.家電品でも極力長く大切に使う。

「工夫その三」
○家庭内会話を増やし、節約意識を共有する。
○日曜大工等多少の修理は自分で済ます。
○趣味の範囲を見直す。お金をかけない趣味を工夫する。
○健康に留意し、医療費抑制効果を得る。
○自治会活動で地域貢献。地域サークルに関与して生活に張りを得る。

ざっと振り返ったらこのくらい出てきました。
ジムスポーツの会費、携帯電話の基本料、等節約できない部分もありますがこれでサラリーマン時代の半額の月こずかい。を何とかやりくりしています。

ウエルカム下町

2010年09月15日 | Weblog
地盤沈下が続く地域経済。地域の疲弊はシャッター街と化す。~屋さんの衰退。
お米屋さん、八百屋さん、酒屋さん、乾物屋さん、お団子屋さん、写真屋さん、はんこやさん、タバコ屋さん、お風呂屋さん、いろいろな~屋さんの笑顔が消えた。

地域に進出したコンビニ、スーパー、ドラッグストアは24時間営業でまたたくまに地域のおなじみさんを吸収、古い商売を駆逐してしまった。

どこそこのけめ子ちゃんどうしてる?そろっと縁談話なかったの?
そんな会話を交わす機会は確実に減りました。
「3丁目の夕日」の人情は地域からどんどん失われていった。

向こう三軒両隣のお付き合いは昔話。隣はなにをする人ぞ!と挨拶どころか顔も知らない。
回覧板も回って来ないマンション、空家の増大、廃屋、不審世帯。自治体活動の停滞。
そんな状況に危機感を持った有志が立ち上がった。

「ウエルカム下町」こんな住みよい地域に再び活気が戻ってほしい。
この町、この地域が大好きな有志が再び活気を呼び込む活動を行いたい!と立ち上げた組織だ。「高齢化時代、お互い思いやり、助け合いの精神の構築でこの町に住んでよかったと心から思える街にしたい」

新規会員として入会しました。深夜まで歓迎の宴。少々酩酊が強く、ブログの更新が遅れました~。^^

デフレ火付け業界の事情

2010年09月14日 | Weblog
国民の世帯所得がここ10年で百万円も下がった日本。生活防衛の為1円でも安いところを探す意識の浸透。ユニクロ等価格破壊の業界事情。高級志向店の不振。

牛丼業界の老舗「吉野家」が苦境に陥っている。
売上げこそ1796億と巨額だが営業利益は8億9500万の赤字という事態だ。
すき家、松屋が順調なのに。である。どこに原因があるのか経営コンサルタントの解説が興味深かった。

吉野家は他の競合店より牛丼価格(通常)は100円高い設定となっている。
米国産牛肉へのこだわり、極力少ないメニューでの勝負で高収益企業としてやってきた。
吉野家のおいしさはアメリカ産のこだわりだった。

BSE問題後、牛丼の販売を停止し、豚丼で代替商品として販売した「すき家」は牛丼でもオーストラリア産の牛肉で牛丼販売を早期に再開した。
吉野家は米国産牛肉解禁後も「仕入れ価格の高さ」と「量の確保」に悩まされている。
一方のすき家は「ゼンショーグループ」での一頭買いで必要な部位を分けて仕入れている。これは高いコスト競争力を持つことが可能となり、価格を下げた牛丼を仕掛けることが可能となった。

ターゲット層を「ファミリー」や「カップル」に意識したすき家は「カウンター席だけでなく、テーブル席も用意する」「駐車場のある郊外店舗を多く持つ」特徴がある。
男性向けとしている吉野家と異なるターゲットは「女性やファミリー」という新しい客層を取り込むことに成功している。

「豊富なメニューを選ぶ楽しさがある」「子どもを連れて行ける」と言わしめる消費者の声はすき家だけの様だ。牛丼の味だけにこだわり、高コストでメニューの乏しい吉野家のこだわりがこの差を生んでいるのではとの分析でした。

ふ~んなるほど。さすがは経営コンサルタント。説得力がある。と感心して取り上げさせていただきました。

還暦過ぎてもサイズアップ!^^③

2010年09月13日 | Weblog
ベンチプレスで「100キロ」挙げたこともあります。
普段は80キロで練習します。腕立て100回。腹筋100回×2。
マシンジムでのエクササイズも好きな方です。
歳をとってもサイズアップ!これは可能です。

小生が学生時代に経験できなかったサイズアップが「還暦超えで可能」となりました。
「健全なる精神は健全なる身体に宿る!」名言です。
愛犬「佳夜」との散歩。ジムスポーツ。地域活動。お金はないけど豊かな気分。
第二の人生「満喫してます!」

還暦過ぎてもサイズアップ!^^②

2010年09月13日 | Weblog
上腕周囲「40センチ」胸囲「115センチ」ありました。
エクササイズ直後のデータですので最大値です。普段はかなりしぼみます。
それでも体重「88キロ」身長「176センチ」身長は2センチ詰まりましたが体重も増殖中であります。サラリーマン時代は「お~い関取!」と呼ばれたこともありますが今は
「お~い横綱!」と読んでいただきたい。

還暦過ぎてもサイズアップ!^^

2010年09月13日 | Weblog
退職して1年半。還暦は昨年だった。
暇に任せて頻度が増したジムスポーツ詣で。
セッセと筋肉トレーニングに励みました。
サラリーマン時代の酷使した体のケアに勤めた甲斐があって人間ドックのデータも大幅に改善しました。

食事もおいしいし、ストレスもない。好きな時に起きて好きな時に寝る。
朝寝朝酒朝湯が大好きでそ~れで身上潰ぶしたあ。の小原庄助さんと近い生活が出来る。
されで閻魔大王が24時間監視しておりそうもゆきません。

職場の上司はいなくなったが家庭の上司の監視の目は厳しくなりました。
監視のない場で好きな時間を潰す。ジムエクササイズ。
昨日メジャーで計測したらけっこうな値でした。

逆転の発想で新発見!

2010年09月12日 | Weblog
20世紀の偉大な発見とされるフレミングの「ペニシリンの発見」感染症の特効薬として多くの戦場で多大な貢献をした。
以降数々の抗生物質の開発が為された。
すでに「普通に思いつく場所はもう調べつくした」といわれる研究領域。
土壌微生物、細菌、人工的に作られた分子などである。最近注目されている領域に「ゴキブリの脳」がある。
この中にヒトにとって致死性のある細菌を死滅させる抗生物質が発見された。
昆虫の世界には新しい抗生物質が豊富に存在している可能性を示唆しているという。
バッタの脳からも細菌を殺す分子が発見されている。ゴキブリとバッタの脳から見つかった9種類の抗菌性分子は異なる種類の細菌を殺す特性を有し、この賢い防御メカニズムが昆虫たちを極めて非衛生的な環境でも生き延びることが出来る特性だという。

なぜを調べると面白い発見がありそうです。
なぜ「スカンクは悪臭を発してもスカンク本人は平気なのか」
なぜ「蜂蜜は細菌感染を阻止できるのか」
なぜ「くじらは深海に潜ることができるか」
なぜ「イモリは尻尾を切っても再生するか」
なぜ「3ヶ月で首相が変わっても政治は変わらないか」

クモの糸は極楽の響き?

2010年09月11日 | Weblog
クモの糸からバイオリンの弦。世界初、1万本を1本に!

共同通信ニュースでおもしろい記事をみつけました。
奏でると「通常より重みがあって柔らかい音が響くそうです」

弦の種類は通常3種。ガット弦、ナイロン弦、スチール弦であるがガット弦の素材(通常牛と羊の腸)に変わる素材として研究されたものらしい。
ガット弦はチューニングが難しく、切れやすく、高価であるという印象。
どのくらいこの特性が改善されたかの報道はありません。

ここで思い出したのが芥川龍之介の「蜘蛛の糸」
地獄の底のカンダダを極楽へ導こうと1本の蜘蛛の糸をカンダダめがけて下ろした。
極楽から下がる蜘蛛の糸を見たカンダダはその糸をつたって上れば....
蜘蛛の糸はカンダダのぶら下がっている所から切れ、カンダダは再び地獄に堕ちてしまった。

人間でもぶらさがることが出来る強靭な糸。極楽の調べ。自分より下の方から続いてくる
人を落とそうとしたら再び地獄に堕ちてしまった。

なんかこのくだりと共通項がありそうで「新素材としての価値」に疑問です。
素材の良し悪しで価値が決まる楽器業界。

ストラディバリウスは量産できないけど新素材で
名品の響きを得たい願望は限りがありません。

それでも世界第6位!???

2010年09月10日 | Weblog
世界経済フォーラム(WEF)が9日発表した、2010年版グローバル競争力レポート(国際競争力ランキング)で前年の8位から2位アップして6位となった。
米国は前年の2位から4位に転落した。
順位は以下の通り。

①スイス、②スエーデン、③シンガポール、④米国、⑤ドイツ、⑥日本、⑦フインランド、
⑧オランダ、⑨デンマーク、⑩カナダ、

BRICs諸国では中国が27位、ブラジル58位、インド51位、ロシア63位だった。
ランキングの算定基準は各国.地域のインフラ、マクロ経済環境、健康、初等教育、高等教育、訓練、商品市場の効率性、労働市場の効率性、金融市場の開発、技術の準備、市場規模、ビジネスなどから指数化し、算出している。

ここで驚きは「政府債務」であるが日本は130カ国中120位であった。
ネットで調べたら日本の国債発行残高は904兆円。驚きの数字であるが反対に対外純資産は180兆円もある。資産から負債を引いた額が180兆円あり、世界最大の債権国であった。
円高が進行し、85円から更に高まり83円代となっている。国民の意識と乖離した経済視線が存在している。

それでも日本は「世界第6位の国際競争力?」
国民が納得する経済のマジック数字を解説してほしい。この底が見えない長期不況とデフレ、垂れ流しの赤字国債、韓国等に出し抜かれる産業、中国の脅威。
それでも2位上昇して世界6位の競争力の実感は庶民にありません。

iPad購入状況調査③

2010年09月09日 | Weblog
「機能別満足度」はデザイン、液晶、バッテリー、の順だった。メモリー容量別では16ギガが26%、64ギガが23%、32ギガが22%とほぼ横一線の売れ行き。
16ギガが一番お安いわけで、コスト感から1位となったようだ。3Gモデルを選んだユーザーは大容量の64ギガを多く選択していた。

ほしいけど年金生活者の小生にとっては高いハードルに見えております。

iPad購入状況調査

2010年09月09日 | Weblog
自治会長の会議で日頃お世話になる自治会長さんが満身笑みで話しかけてきた。

?!と思ったらおもむろに取り出したのが「iPAD」でした。
念願のツールを手に入れた!ということらしい。会議が始まるまで熱心にデモ操作をして見せてもらった。
奥様には内緒の一品とのこと。苦しい懐具合を無理してでも手に入れたい。そんなツールらしい。

ネットで調べてみました。
購入者の購入の決め手一位は「機能が面白そうだから」次いで「インターフェイスが使いやすそうだから」機能満足度の一位は「デザイン」2位は「液晶」
調査した人のすでに15%が所持していた。年代別では30代が17%、20代が16%
40代が15.7%とどちらかといえば若い世代に人気の様だ。
笑顔で見せてくれた自治会長さんは70代。10%程度の所持率だからかなりのマニアの部類か?

海外でも驚きの報道!

2010年09月08日 | Weblog
「長寿大国.日本」、「高齢者社会.日本」のイメージが強い日本でなぜ?
英語メデイアが伝える「消えるお年寄り」のインパクトは大きかった!

英国「ガーディアン紙」は「100歳以上が行方不明」の見出しで結論としては「時代遅れの記録方法、厳しい個人情報保護法、弱まりつつある家族や地域の絆」と報道。

英国「ロイター通信」は「100歳以上のお年寄りが行方不明」の記事で「お年寄りの面倒を家族が見るのは当たり前でなくなっている」「高齢化と離婚の増加によって2020年までに日本の高齢者の3割は一人暮らしだろうし、その事態に対応するためにはお年寄りの面倒を見るのは家族という伝統に変わる仕組みが必要なのだが、老人の介護施設は少なさすぎるし、医療費は膨れ上がっている」と報道。

アイルランドの「アイリッシュ.タイムズ紙」は「消える100歳以上の謎、日本生活の病根をあらわに」という見出しで「日本のコメンテーターは呆れ、非難ごうごうだが、これは現代の都市生活の重みで家族の絆が破綻しつつあるという、より大きな問題を無視しがちで、消えるお年寄りの最大原因はそこにある」と報道。

来日30年のデビッド.マクニール記者は「日本経済は後退し、高齢者は増える。年金制度は破綻状態」そんな状態では多くの家庭はお年寄りの面倒がみきれなくなっているし、その欠落を政府はろくに埋められていない」最後には「年寄りを山に連れて行って死なせていた時代ほどはひどくない。しかし、ちかづきつつある」と述べている。

AFP通信は「日本の100歳以上を探したら、悲惨な発見」という見出しで。
「葬式代がなかったとか、生活費のためなどという動機部分のほか、母親の遺体を「しばらく寝かせた後、風呂で洗い、骨を砕いてリユックに入れた」と男性の供述部分まで報道した。以上GOOニュース「加藤祐子」抜粋です。

ミイラになって30年とか異様すぎるホラー話に海外も驚いている。
一歩下がって見えてくるのは「家」の破綻。「都市生活の重みと生活困窮」「年金制度の破綻」大阪のマンションに取り残された幼児2人も「家」の破綻の犠牲者。

2010年の夏は記録的な酷暑だけでなく、記録的な怪談、奇談、後世に残る恐怖事件の連発で脳裏に残った年となりました。

台湾に加賀屋進出!

2010年09月07日 | Weblog
「プロが選ぶ日本のホテル.旅館100選」30年連続日本一の和倉温泉.加賀屋が台湾に進出する!
台北から車で30分。酸性の硫化泉で知られる「北投温泉」に台湾の不動産開発会社との合弁で「日勝生加賀屋」がオープンする。

和倉の加賀屋は台湾の富裕層を中心に年間8千人~1万人の台湾観光客が訪れており、台湾との関係は強かった。

加賀屋の「もてなし」ノウハウが台湾人に高い評価を受け、台湾進出を決めたという。
地上14階、地下4階、90室の旅館を約60億円で建設。8割が和室、源泉かけ流しの和風大浴場、家族風呂、日本の畳職人を派遣しての畳敷き宴会場にはカラオケもある。

従業員70~80人は着物姿で接客。1月から来日した台湾人従業員は加賀屋で老舗旅館の接客法を特訓学習している。
ベトナムやロシアなどからも温泉文化の「輸出」を求める動きがあり、韓国や世界の競合国から国際競争力で追い抜かれた「家電.高品質ブランド」もこの「温泉文化とおもてなし」だけはいまだ世界に冠たる競争力とノウハウを確保している。

家電業界では韓国から「もう日本から学ぶものは何もない」と言われた日本。
観光立国を目指す強みは「プロのきめ細かなもてなしの心」
これだけはまだまだ世界一と思っていいようです。

ブログランキング

人気ブログランキングへ