しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

大学連携研究事業

2013年02月13日 | Weblog

新潟市の大学連携研究事業「コミュニテイ協議会に対する市の支援策のあり方」について

「拡大研究会」が開催された。新潟市の8つの区には97のコミ協が存在し、うち94のコミ協が参加した。会場の東区プラザホールには200人程の参加者があった。

基調報告の後、4つのテーマに分かれた分科会、全大会、全体で4時間の会議だった。

分科会の論点は4つ。

○人材確保や人材育成の方策とその支援策はどうあるべきか。

○事務所や運営費(費用弁償や事業費)確保の方策とその支援策はどうあるべきか。

○自治会や町内会等との連携の方策とその支援策はどうあるべきか。

○区社会福祉協議会や地区公民館、学校等との連携の方策と支援策はどうあるべきか。

新潟市が開く会議としては大変有意義な会議だった。問題がどこに有り、アンケート調査で不十分な現場の声を聞く機会となった。多くの分科会会場での時間不足の声が聞こえた。

コミ協間格差が大きい。組織的、人材的、財政基盤、立地環境、成立時期、意識レベル。

行政としてこのコミュニテイに関わってきた支援活動がいかに不十分なものであったか。驚きもあった筈だ。連携研究を委託された大学研究室も驚いた筈だ。いかに調査項目が不十分なものであったか。ヒアリングを行なって、調査項目を決めてほしかった。

活動拠点はありますか。事務局はどこですか。ではわからない。事務局員はいるのか。ではわからない。

一坪の駐車場の入場券発行所程度の事務所を活動拠点と呼べるのか。無報酬で事務をしている会長がいるから事務局員がいると言えるのか。

質問事項の基準が出来ていない。小学校区単位でのコミ協、中学校区単位でのコミセン、コミハウス、というが、これら施設を持たないコミ協の格差調査が為されていない。

多くの不満と問題点が分科会で披露された。

ここからが大切だ。宝の意見が出たのだ。十分に意見を吸い上げ、分析して、方法論を検討し、連携作業に活かしてほしい。地域コミ協はこれからの高齢社会の人材供給源だ。多くはボランテイアで活動している。行政が手助けできることは大いにある。

一つの契機となる会議だった。良い会議だった。これからに期待したい。

 

 


世界最大のワニ死ぬ

2013年02月12日 | ニュース

フイリピンミンダナオ島で2011年9月保獲され、世界最大の生け捕りのワニとしてギネス認定された「ロロン」(体長6・17メートル、体重1075キロ)が2月10日夜死んだ。

「ロロンは1月から餌を拒否するようになっていた」とロロンが飼育されていた南アグサン州ブナワン町のエルロデ村長の弁。今後専門家が死因を特定するという。

以上GOOニュース。

でかい!ワニ革のハンドバックにしたらいくらの価値があるか。1枚ものにして展示したほうが価値が出そうでもある。「ジョーズ」並みの映画にしてもおもしろいかも。よく保獲できたものと思う。


空飛ぶイカの撮影成功!

2013年02月11日 | ニュース

イカは空を飛ぶそうだ!北海道大学の大学院研究グループが、「空を飛ぶイカ」の連続撮影に世界で初めて成功した。!

「空飛ぶイカ」の連続写真は、北海道大学、大学院生の「村松康太」さんと国際基督教大学の鯨類研究科・「関口圭子」博士が2011年、7月25日午後2時半頃、東京の東方約600キロの海上で撮影したもの。この時海上では、北大附属練習船「おしょろ丸」が実習航海中だったそうで、船に驚いたとみられるイカ約100匹が海上に飛び出してきた。

イカは、100匹ほどの集団で、水を噴射しながら 水面と平行に2~3秒間飛行。約30メートル先に着水したという。外洋性のアカイカかトビイカの子どもとみられ、体長約20センチだったそうだ。

イカの飛行メカニズムは

1・水を勢いよく吐き出して水面より飛び出す。

2・水をろうとから噴射し続けて空中で加速、揚力を発生させるためにひれと腕の間の保護膜を広げる。

3・進行方向に向かってやや持ち上がった姿勢(ピッチアップ)でバランスを取りながら滑空する。

4・ひれを巻きつけた腕をたたみ、進行方向に対してやや下がった姿勢(ピッチダウン)で着水し、衝撃を和らげる。

という4段階で行われており、単に「水面からの飛び出し」ではなく、高度に発達した飛行行動を持つことが明らかとなった。

今月5日付けのドイツの国際学術誌「マリンバイオロジー電子版」に論文発表した。

がーん!驚きである。飛び魚は知っていたが「空飛ぶイカ」が存在するとは!

「高梨沙羅」も真っ青だろう。空飛ぶタコも見てみたい。空飛ぶ皿=フライングソーサー=「UFO]以来の発見だ。空飛ぶ戦艦ヤマト「銀河鉄道999」、八艘飛びの「義経」も色褪せた。運が良かったと思う。滅多に見れない事がシャッターチャンスであったということか。

UFOを見る機会に恵まれる人は3人に一人。それも一生中である。その一瞬をカメラに収めることが出来る人は更に少ない。

常にムウビー片手に首に下げてチャンスを逃さず対応できて初めて「ご褒美」が手に入る。ということか。兎に角おめでとう。


円安効果

2013年02月10日 | ニュース

自動車大手7社の2013年3月期業績見通しが8日、出揃った。

円高是正が収益を下支えし、7社合計の円安によるプラス効果は

「約3000億円」にまで達する見通しだ。

08年のリーマン・ショック後から進めた原価低減などの合理化策を推し進めたことも大きく、国際競争力は一段と高くなる余力を残す。

トヨタは13年3月期の単体営業損益の予測を従来の「200億円の赤字」から

「1500億円の黒字」に上方修正した。

日産は売上6兆7551億円、営業利益3491億円、で増収減益。

マツダは184億円、富士重工233億円の円安恩恵。ホンダは400億円、スズキも円安効果を享受した。

以上GOOニュース。

驚きだ。円安効果はすばらしい。韓国、中国がウオン安、元の為替操作で羽振りが良かった状況が逆転して日本に追い風が吹いている。アベノミクス効果だろう。

1ドル360円時代になれば世界一の貿易大国になれるかも。

冗談はさておき、円安の効果が大きいことが良くわかった。後はデメリットである輸入価格の上昇分(エネルギー資源購入費用等)をいかに抑えるか工夫が必要だ。

とにもかくにも嬉しいニュース。ひと言取り上げたかった、^^


形だけの委員会

2013年02月09日 | Weblog

警察の新年度方針を市民に示し、意見を求めるという趣旨の会に呼ばれた。

新潟市の8つの区の代表、学識経験者、公募委員計12名と行政の担当窓口係、警察と計18名ほどの会議だった。事前に項目程度の資料(案)は届いていた。

項目のみなので中身は理解できない。

会議が始まった。行政の担当部署の部長の挨拶の後は担当課長が66ページの報告書を読み上げた。30分は読んだ様な気がする。その後、ご審議下さいと座長の有識者は述べた。

唖然とした。これだけ長文の説明文を読み上げるだけで審議せよというのか。

66ページの原稿は区を代表して出てきている委員には配布されないのか。

不満を述べた。耳で聞いた上では良い案に聞こえるが、事前資料は項目だけで具体性が無い。今日は項目説明であったにせよ、30分も連続朗読しただけで内容を示さず感想を述べさせる場だけとなっている。

他の委員も自分の地域の防犯活動を述べるのみで、本来の活動目的の審議に該当する意見は出なかった。

当然である。具体的な施策内容が担当課長の原稿朗読のみで委員に資料が配布されていないので委員は関心のある部分について聞くことが出来ないのだ。

あほらしい会議だった。昨年もこの委員会の担当者(委員)が途中辞任した理由がわかったおもいがした。

「形だけの市民審議の場」まさにこのひと言だ。

ホームページに内容は掲載している。希望があればでこでも出かけて説明する。安心安全係が対応する。とこの会議の場に出ていない下部組織の担当部署名を上げていた。

わずか1時間30分ほどの会議だった。長時間の会議ご参加ありがとうございます。の主宰者挨拶が虚しく聞こえた。


気の置けない人

2013年02月08日 | Weblog

「気のおけない人」の意味はと聞かれると「油断してはいけない人」と解釈する人は意外に多い。   否定の「ない」からそうゆう意味にとるのだろうが、これは間違いである。

本来「気をおく」には「気づかう」という意味があるので。「気がおけない」とは「気づかう必要がないの意味なのだ。

文化庁が平成18年度「国語に関する世論調査」で本来の意味である、「相手に気配りや遠慮をしなくてよいこと」で使う人が42%、間違った意味「相手に気配りや遠慮をしなくてはならないこと」で使う人が「48%」あったそうです。

昨日は気のおけない人ばかりの新年会があった。実に楽しい。酒の上の話に不安が無い。会社員時代随分宴会時の酒の上での話に冷や飯の仕打ちを受けて来た者としては格別だ。

今日は「無礼講だなんでも話せ!」と笑顔で親分気取りの上司の言葉に騙されていかに多くの冷や飯を食って来たことか。

酒を飲むほどに酔うほどに自然と口からこぼれた不満に突然怒り出す上司。

「いいか、そんな言葉は二度と聞きたくない」「覚悟しておれ!」と罵声を浴びせられた事も数多い。

会社の上司というものは決して「気を許してはいけない」ものだ。

人事上ずいぶん損をしてきたと思っている。酒を飲むとついつい本心がでてしまう。

昨日の酒の席は「気のおけない人」の会だった。会社では無い。給与に響く権力者は誰もいない。同じ立場の仲間ばかり。なんでも話しても笑い飛ばせる。

1年に3度も骨折してぐーのネも出ない人の話。ギャンブルに溺れて「依存症」を訴える人。俺も経験者だあといかにして脱出したかを話す人。

普段疑問に思っている人のルーツ。羽振りが良さそうで実はそうでもないという話。

実に面白い。手酌して次から次と勝手に飲み食い。後は割り勘。あっという間の2時間半だった。タクシー帰りの人、体があたたかいうちに帰れる人は一緒に歩いて解散した。

地域での話、宴席は上下関係が無い。「気づかう必要が無い」「遠慮しなくて良い」だから続く関係だ。


感激の程度の変遷

2013年02月07日 | Weblog

最近涙腺が緩んで来た。

ドラマを観てすぐに「涙が出てくる」

年齢のせいか、感動が強いせいか。「いきものがかり」の「風が吹いている」の歌を聞いても涙が出てくる。

「市川團十郎」「大鵬」「中村勘三郎」「森光子」「田中好子」訃報を聞くたびに涙が出てくる。

感動することは年代的に若い程あっていいはずだ。

若い頃は同様な訃報を聞いても「涙はあまり出なかった」

数多くの葬儀にも参列した。会社人時代年間6~10件くらいの葬儀に参列した。

会社関係の知人より芸能関係で聞き知る人の訃報の方が涙腺を刺激する。

感受性は年とともに衰えるのが普通ではないのか。味覚、聴覚、嗅覚、視力同様年代とともに衰える筈だ。

大御所と言われる高齢者が第一線で最高判定者として実験を握っている現況は少し疑問に思うことがある。

10段位、名人位、チャンピオンベルト、横綱、競技会優勝者、等年齢にも性別、重量別でもハンデイ無くコンペ方式で一位を決めるならいい。

一度実権を握ったら力量が落ちても最終決定権者として実権を握る業界関係者が優劣を決める組織は問題が多い。

「相撲界」「教育委員会」「体育会系組織」等で出てくる不祥事事件。

世間一般の感覚と乖離した判断規範が存在するようだ。自浄機能が働かない。

組織保身にばかり目が行く。現場の意見、涙の意味がわからなくなる。

身内の悲しみに涙が出て来ない理事会。同類の仲間の損得ばかり気にする。

老害高齢組織の弊害。問題が起きたら即第三者機関が介入して判断が示せる環境づくりが必要と思う。日本には定年制の無い組織が多すぎる気がしている。

「ご長寿早押しクイズ」に出てくる高齢回答者と遜色無いおかしな発言をする高齢者が数多く組織の長に君臨している。

引退勧告する人がいない。自らは居心地がいいので決して辞めようとはしないのだ。

80代の後期高齢者となっても組織の長に君臨する「お笑い芸人」的老人集団組織。

組織の性格を踏まえた「定年制」はやはり必要だ。この国の未来の為。平均的倫理規範を保つ為にも。

感動することが乏しくなった。

「四季の変化」「民謡・JーPOP」「料理」「スポーツ」若い頃より確実に感受性は下がっている。それでも外見的には「涙をすぐ流して誤解を与える」

「通じがついた喜びの方がテストで満点を取った時よりうれしい」

老人世代に実権を委ねる社会は変えた方が良い。


昨年の今頃

2013年02月06日 | Weblog

昨年の同時期の小生のブログ記事がGOOからお知らせであった。

2月5日は新潟地方は大雪だった。

駐車場の車の屋根には20センチはありそうな雪で埋まっていた。

今年は去年に比べるとまだ雪の苦労が少ない思いがある。もう1~2回は除雪で苦労があってもいいのかも。その苦労が無いと冬を乗り切った思いがしない。そんな雪国人の肌に染み付いた習慣が身についている。

厳しい寒さと除雪の苦労。それが終わっての春の楽しみ。梅、椿、桜、ツツジのほころびを楽しみにする気持ちが生まれる。

年度末も近い。確定申告の準備も必要だ。申告会場の確認もしたい。証明書書類は届いているか、医療費の領収書は、住宅ローン支払い証明書、保険の掛金証明、集まっているかなど。

入ってくるものも多少ある。町内会等地域の役員手当だ。3月中旬には支払いたい。自分が管理している財源もある。会計に指示して払ってもらう。領収書用紙も作成して会計に渡す。

年度末決算書類の準備も始まる。2月中には総会日程、次年度予算、当年度終始見込み、を出し、資料編の作成、会計監査書類の整理が始まる。役員との打ち合わせも必要だ。

エクセルのフォーマットの更新作業もある。予算と決算、差額の特徴、新年度予算の特徴。

3月上旬には会計監査、総会準備、だ。4月上旬には総会参加人数の確認と軽食おみやげの手配も必要となる。司会進行役、会計、会計監査、報告事項の確認。

段取りシナリオ表の作成。いつもの作業がまた始まる。

 


時間の価値(活かす価値)

2013年02月05日 | Weblog

万人に公平な事は「時間」だろう。

1日24時間365日。寿命も男女では6年程差はあるものの誰でも公平に持つことが出来る。

時間をいかに有効に使うかはその個人の力量に委ねられてはいるが環境に左右される面も大きい。

なんでこんな事を言い始めたかというと、仕事をしていた時期と会社人から離れて地域に身を置くようになってからの環境の差がいかに大きかったかを実感したからだ。

朝5時には起床し、7時前には家を出て通勤1時間30分。

夜9時迄仕事して1時間半かけて帰宅。

夜10時すぎに遅い夕食。

風呂に入って深夜12時に就寝。

たまな休日も業務関連で必要な資格試験の準備で勉強。家族サービスに割ける時間など殆んど無い。

こんな企業戦士が団塊世代人には普通だった。

今、退職してこのパターンはどう変わったか?。

朝4時起床。PC2時間ブログの更新。7時朝食。愛犬散歩、地域活動。ジム通い。

愛犬散歩。^^ 夕食団欒。10時就寝だ。

給与生活者がいかに時間を拘束され自分で自由にできる時間に不自由していたかを確認できた。連続した3日以上の休暇はなかなかなかった現役時代だった。

年金生活は資金は十分ではないにせよ、自由な時間が実にありがたい。朝4時に目覚めてから夜10時に就寝するまでほぼ100%自由な時間がある。

この価値は給与生活者に無い価値だ。「月10万円の価値」と思いたい。年金と併せれば月「~十万円の時間的恩恵を享受できている」のだ。

床屋、映画、小旅行、と現役時代やりくりに苦慮した思いは「引退世代には基本的には無い」

膨大な余暇時間。健康であればすれば、退職者の膨大な余暇時間は「国の宝」である。

国は地域で眠っているこの膨大な隠れ資産の活用にもっと目を向けるべきだ。

病院通いに時間を取られる層以外は、機会があれば「生活の張りと社会貢献」に前向きな層が確実に存在する。

地域で発掘。裾野を受け持つ「地域コミ協」と行政は「連携して社会貢献できる層の掘り起こし」を積極的に行うべきだ。

今、この部分の研究が遅ればせながら出てきている。^^

来週ある大学研究者の合同チームと地域コミ協との研究シンポ。多く発言して思うところを述べたい所存だ。^^


誤った指導方法

2013年02月04日 | Weblog

精神鍛錬が指導者の仕事みたいに勘違いして「鉄拳制裁」「鉄拳指導」する教師、指導者の指導方法が問題となっている。

実は古くからの日本の教育方法を何ら科学的な根拠も無いまま盲信しているだけ。

つまり、古くからの教育指導法を世襲しているだけなのだろう。

俺も鉄拳制裁で目が覚めた。感謝している。とする指導者がまだ幅を利かせているのだろう。

欧米で確立している指導法が何ら日本では取り入れられていない。ということか。

精神論だけで強くなる時代は終わったと思う。

科学的な指導方法、論理的に納得できる指導手法がなおざりとなっていないか。検証が必要だ。

教育に金と時間をかけない徒弟制度時代の手法だ。小生が努めた職場も似たような手法で新入職員を扱っていた。

僅か1週間の研修という講義の時間があったが、その後は即現場で試練の嵐に遭遇した。一人で数千人の社員食堂での旅行相談窓口勤務。入社まで時刻表の見方すら理解できない素人だった。

「恥をかいて覚えるのだ!」と先輩は言った。こんな指導法がいいとは今でも思えない。

「冷や汗がつーと背中を伝わって流れた思い出がある」

大手の旅行社は研修に社運をかける。個人の力量を高める研修に金と時間をかけ、入社試験も当然必要とされる実務知識を問う問題だ。

いかんせん小生が勤めた会社は総合商社みたいな会社だった。入った後でそこの部署で必要とされる専門知識を深める手法だった。個人の適性などは考慮されない。

かなり乱暴な人事配置が日常だった。多くの新入職員がストレスに耐えられず去っていった。旧帝大卒の優秀な人でも耐えられず辞めていった。

上部団体から苦情が多いという指摘があった。当然だろう。無知から来る失態だ。当然あるべき教育、研修が為されぬまま新人に過度の負担をかける指導法を続けている帰結なのだ。

日本は変わらなければならない。古い精神指導ではなく、科学的に裏打ちされた正しい教育指導を徹底せねばならない。教育委員会、教育長が自ら自覚せなばならない。

いじめ問題もある。多くの教育現場で根本からの改革が必要と思う。


離職率と労働環境

2013年02月03日 | Weblog

厚労省の「新卒者離職率」の公表が話題となった。

入社3年以内で離職する率が高い業種は

①「教育、学習支援業」(49%)年収賃金「284万円」時給「1354円」

②「宿泊業、飲食サービス業」(48・5%)年収賃金は「242万円」時給「1095円」

③「生活関連サービス業、娯楽業」(45%)年収賃金「251万円」時給「1174円」

など。逆に離職率の低い業種は

①「鉱業、採石業、砂利採取業」(6%)年収賃金「328万円」時給「1579円」

②「電気・ガス・熱供給・水道業」(7%)年収賃金「362万円」時給「1715円」

③「製造業」(15%)となっている。年収賃金「309万円」時給「1386円」

どの業種も1日あたりの労働時間の換算では大差なかった。ということは「時給格差」が「業界格差」となっているようだ。

教育、学習支援業は数字上良く見えるが、統計数字に現れない膨大な「時間外労働」が存在する。労働環境は過酷と言う。

又、企業が時間をかけて人材育成にあたる「製造業」に比べ、飲食業などは新入社員のうちから現場の第一線に駆り出されることが多く、ストレス負荷が多いとされる。

仕事のやりがい度も考慮されるべきだが、こうした職種毎の現場環境の違いを認識して求職をするべきとされる。

ナルホド!小生もストレスを多く感じる業界で生計を立てて来た。

1度の職業変更をしているが大分の期間は「生活関連サービス業」の業界で過ごして来た。

3年以内で辞める人が45%、確かその様に思う。1週間位の研修の後、現場で営業する過酷さだった。多くの業種を組織上持っていた。定例の4月人事で業種間異動があった。

保険、住宅、供給、共同購入、介護、旅行、と全く環境の異なる職種での異動が日常的にあった。その他、システム、経理、会館事業、等も内部の異動範囲であった。

ストレスが多い職場だった。専門知識(それも国家資格)が必要な部門ばかりだった。

AFP、宅建、旅行業務取扱資格、介護資格、情報処理技術者資格、異動の先で取得を求められた。これがなければ仕事上居心地が極端に悪くなる。

休みの日も日夜資格試験の準備に苦労させられた。こんな大変な会社によくも定年まで残れたものだ。と今更驚いている。反抗して出世も遅れ、病気もしたが、結果してそれが残れた理由だった。


放送開始60周年

2013年02月02日 | Weblog

NHKの特番「放送開始60周年」を見た。 TV放送を開始してから60年を経過した。

東京オリンピック、アポロ13号、月面着陸、アームストロング船長の言葉、浅間山荘事件、力道山の空手チョップ、お笑い番組、ひょっこりひょうたん島、電波少年、茄子の懸賞生活、夢で会いましょう。11PM。実にバラエテイに富んだ面白い番組が多かった。

かっては実に多くの時間をTV鑑賞に費やしていた。NHKの「国民生活時間調査」によれば、日曜日に10代男性がテレビを見る時間は10代男性が平成7年の3時間34分から10年後の平成17年には2時間52分、20代男性の場合、3時間48分から2時間45分に減少した。

一方、70代以上は1日に5時間以上テレビを見ており、傾向として若い男性のTV離れが顕著という。

「情報」「娯楽性」共にテレビよりインターネット重視が傾向としてでており、ここ10年で1割以上の20代~30代の男女でTVを見ない層が生まれ、同年齢層の女性層で25%もテレビ視聴時間が減っているとNHKの全国世論調査報告も出ているとのこと。

原因はいろいろあるようだ。「お笑いブームが去り」ドラマも「AKB48や韓流コアユーザーに頼った視聴層の狭い番組が増えていること。「Uーチューブ」「にこにこ動画」等の無料動画サイトや定額動画サイトが伸びている。ゴールデンタイムにテレビを見る代わりに任天堂等のゲーム器で遊ぶ家族が増えている。

紅白歌合戦も1990年代は50%代だった。2008年は42%とこの傾向が出ている。

内閣府の「高齢者対策総合調査」でも現在の趣味としてテレビを挙げた高齢者の割合は31%だったが、今後の趣味としてテレビを挙げた人は「21%」だった。

漫然視聴の増加、視聴習慣の弱まり、仕事の充実度の低い人ほど長時間テレビを見る傾向。テレビ情報紙の発行部数の減少傾向も続いている。マスメデイアのリーク情報を裏付けを取らずに報道したり、失礼な態度でインタビューや質問をするスタイル。

昨年の朝日新聞土曜版のモニターアンケートでは実に「75%」が最近のテレビはつまらないと答えている。

つまらないと答えたつまらないジャンルは「バラエティ」「お笑い」「ドラマ」「情報」「ワイド番組」だった・面白いと答えたジャンルは「ドキュメンタリー」「二ユース」「ドラマ」の順だった。つまらない地上波放送局のワースト順は「フジ」「日テレ」「TBS」であり面白いチャンネルは「NHK][テレ朝」「NHKBSプレミアム」の順だった。

考えさせられる内容だ。NHKの「深海での大王イカ」の生態ドキュメンタリー等 実に興味深いものがある反面、民放各社の質の低下を嘆く視聴者層があることも事実だ。

放送開始から60年。これからの60年はどう動く?黒柳徹子の「徹子の部屋」が続いていることは無いだろう。  それだけが唯一確実に言えることだ。


好きな事が得意種目?

2013年02月01日 | Weblog

趣味はいろいろ変遷する。

切手、コイン、テレカ、の収集。これはいつか途切れていた。

スポーツは陸上、バドミントン、アーチェリー、乗馬、ゴルフ、スカッシュ、マラソン、水泳、と変遷した。

音楽はコーラスサークル、UFOサークル、クラフト工芸、をかじった。

学業は特に得意な種目はなかった。こう振り返って見てもいろいろかじってみたものの一つとして長続きして得意種目と自覚できるものはなかった。

兄が先日大学を退官するに当たり、生まれてから退官するまでの65年間の思い出を綴った手記を送って来た。20ページに亘る紙数だった。

兄は学業が得意種目だったようだ。小学校以来オール5で通したようだ。東大も文科1類に現役で合格した。英語、仏語、ロシア語、アラビア語、ハンガリー語を学び英語は通訳の資格も得ていた。同大大学院で博士号も取得している。

神田外語で英語の講師、某国立大学で教授の地位も得た。学類の長で退官する。

膨大な学術業績、世界を旅した軌跡。数多くの学術上の知己を得ていた。多くの交友仲間に同様な文書をメールで配信していた。

小生は兄弟ではあるが退職を期にここまでの自身の業績を記録に残そうと思うことは無い。

4年前に退職したが、36年間のサラリーマン生活で記憶に残る事は殆んど無い。

記憶にあるのは一番初めに記載した「趣味の遍歴」だ。仕事上の業績は何も無い。記憶に残る思い出も少ない。辛い思い出は忘れようと本能が働きかけるようだ。記憶に残らないのだ。かくして36年ものサラリーマン人生の記憶はほぼ何も記憶に残らなかった。生活の糧として不得手な仕事で終始したのだろう。

趣味は楽しい。自分で活動資金、時間を工面してその時を過ごす。何が自分に取って向いているかは続いている種目である程度わかる。

技術系の趣味より体力系の趣味が得意の様だ。ゴルフ、乗馬、コーラスサークル、クラフト工芸はすぐに才能が無いことに気づいた。マラソンは足を痛めるまで16年続けられた。水泳、ジムスポーツは20年続いている。UFOサークルは解散してしまった。

こう書いてきて人生80年時代、60歳で退職しても20年ある。あとの20年をいかに生きるかが大切と思う。

「地域活動」にデビューして5年目だ。こっちの方面は学業面、仕事面での不得手記憶を取り払う活動が出来ている。

自分の得意分野であってほしい。さすれば地域活動を引退する時に兄の様な「業績のふりかえり」の手記が書けるのかもしれない。

人生は一度だけ。記憶に残る活動。それも楽しい活動を続けたい。生活の糧では無いのだから。


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