金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

セツブンソウ(節分草)

2015年02月03日 00時12分35秒 | 

                            セツブンソウ(キンポウゲ科)日本原産の多年草。 

                                 きょう3日は節分。節分の頃に花を咲かせるので「セツブンソウ」

                                 と名付けられたそうです。高さ10㌢ほどで、花の直径は2㌢。

                                 花期は2~3月。暖かい地方では節分の頃には開花しますが、

                                 寒い所では3月の上旬ごろから開花が始まります。

                                 早春に咲く花では「セツブンソウ」は開花がトップクラス。

                                 そのため「春告げ花」とも言われ、その可憐さに魅かれ、

                                 山野草の追っかけさんだけではなく、ファンは多いですよ。

 

                            白い花びら(普通は5枚あります)のように見えるのは顎片です。

                            花びらは退化してしまい、蜜腺(黄色い部分)となっています。

  

                             黄色い部分が蜜腺、そして紫の所が「葯」です。

 

                              セツブンソウは草取りなど、手を入れてやらないと育たなくなり、

                             放置しておくとやがて姿を消してしまいます。

                             自生地の環境の変化などで、今やセツブンソウは、

                             希少植物になってしまいました。

 

 

                             セツブンソウの球根は、秋から生育を始めますが、

                             姿を見せてくれるのは春の3か月ぐらい。

                             花がすむと地中の球根の状態で、また秋まで休眠

                             に入ります。

                         

                                   (追伸 セツブンソウは石灰地を好むそうです)

                                                 (2015・2・3)

 

 デジブック「金剛山の樹氷」を公開しました。

こちらも覗いてみて下さいネ。お願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

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