金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

バイカモ・梅花藻(米原市醒ヶ井)

2016年08月03日 23時03分13秒 | バイカモ(梅花藻)

               醒ヶ井の「バイカモ(梅花藻)」が見頃と聞き、今日(8月3日)
              見に行ってきました。

              バイカモは、梅の花に似た小さな花を咲かせるキンポウゲ科の
              淡水植物(水草)。
              白い花を川面から突き出し、涼し気に水中をゆらりゆらり。
             一時、 暑さを忘れさせてくれました。

      番外編「バイカモ」です。ご覧下さい。



         旧中山道沿いを流れる地蔵川。
         この地蔵川でバイカモが見頃を迎えていました。






       バイカモは、水温が14度前後の清流にしか生育出来ません。
      5月中頃から花を咲かせますが、7月下旬~8月末頃までがベストだそうです。















     水中の様子です。





      民家の間を流れる川。



     ここに住む人達にとって、川は日常の生活
     と共にあり、生活空間!












       醒井は旧中山道の宿場町として栄え、
       今も古い町並みが残っています。








     アマのカメラマン氏も、
     流れに揺れるバイカモに四苦八苦。








     この地蔵川には、「ハリヨ」(トゲウオ科)
     が生息しています。
     体長4~7㎝。生息分布は限られ、水温20度
     以下の清流にしか生息できない貴重種です。

     ウロコはなく、バイカモを利用して
     トンネル状の巣を作り、産卵します。
     食性は肉食性で、バイカモなどに寄生
     する水中昆虫などを餌にしています。
     寿命は1~2年だそうです。




       川沿いには住民の方の手により
       様々な花が育てられています。










     ここがハリヨ、バイカモの命の源。
     岩の間から湧水が、ゴボゴボと湧き出ていました。




                                                         (2016・8・3)


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